2017年9月1日金曜日

プレバト俳句才能ランキング1位のフジモンの俳句と大学生の長男。


プレバトの俳句の才能ランキングを、夏休みで帰省中の長男と見ました。


お題は「夏休みの宿題」で、1位だったフジモンの句が、

『マンモスの 滅びた理由 ソーダ水』

でした。


夏井先生の解説を聞く前は、

マンモスの滅びた理由ってソーダ水???

と、こじるり(小島瑠璃子)さんと同じ疑問を持ったから、凡人以下の解釈しかできていないことになります。


ソーダ水って、たしか二酸化炭素の混じった液?だけど、滅びた原因は二酸化炭素ではなかったよねぇ・・・

などと思いながら、フジモンの説明を聞いていたら、全く解釈が違っていました。



「夏休みの自由研究でマンモスのことを勉強しようと思って博物館に行き、滅びた理由がわかり、それを家に帰ってノートにまとめ、一息ついたときにソーダ水を飲んだ。」というある一日の小学生の風景を詠んだんだそうです。



夏井先生も解説していましたが、「マンモスの滅びた理由」の部分がフレーズで、「ソーダ水」の部分が夏の季語。

これは”取り合わせ”という型の俳句で、フレーズと季語を組み合わせることによって、新しい世界が生まれる、というテクニックなんだそうです。


「ソーダ水」の部分を、秋の季語の「星月夜」に変えると、古代のロマンを思いながら空を見上げる、という風に解釈できます。

などと季語を変えた例をあげながら、”取り合わせ”という型の読み解き方を夏井先生がこじるりさんにわかりやすく解説していました。

おかげで、私もよ~くわかりました。


ゲストにこじるりさんみたいな、わからないことは「わからない。」と言ってくれる人がいると、私のような視聴者には嬉しいですね。

こじるりさんが最後にフジモンの句を、

「いい句ですね~!」

と言ったとおり、本当にそう思えましたから。


ちなみに、長男の解釈は、フジモンの表現したいことに近かったのですが、ソーダ水は飲まずに「宿題の紙にこぼした」と想像したそうです。

こぼすって・・・そそっかしい長男らしいなぁと思って笑ってしまいました。

読み手によって解釈は少しずつ違うのかもしれないですね。


そんなそそっかしい長男ももうすぐ帰るので、さっき長男と実家の両親とランチをしてきました。

またまたスシローで。

長男は帰省しても殆ど家にいないのですが、大学の方へ帰ってしまうとなるとちょっと寂しくなるような、洗濯などが楽になるような・・・

朝晩は涼しくなって、長男も間もなく帰り、夏がもうすぐ終わる、という何とも言えない気持ちを上手く俳句で詠めたら楽しいでしょうね~。

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