2017年9月12日火曜日

自治会の運動会って必要?アンケートでは思惑通りにならないかも?


今年度は自治会の班長です。

ある日の班長会でのことについては過去記事にも書きました。

班長である今年度中に、今の時代に合った自治会に変えるきっかけをつくりたいと思っています。

けれども、なかなか思うように進まないうちに、もう9月。


今年度始め、班員に聞いた意見をまとめて会長さんへ出した要望書は、闇に葬られそうな気配が漂っていました。



そんな中、前回の班長会で運動会の係の分担の話になり、運動会運営の体育委員の人が「会計をどなたかやってくれませんか?」と私の席の近くに聞きにきました。


前方の席に座った人たちが先に簡単そうな係に決まり、残ったのは会計とかちょっと大変そうなものばかり。


会計って、運動会に必要?って思ったけど、打ち上げ用の飲食費。

多分、これをやりたいために運動会をしているのでは?と、運動会反対派は言っています。

打ち上げに参加するのは、自治会のほんの一部の人だけですから。


「年度始めに、私の班は高齢化で参加が難しいから運動会には参加できないし、運動会自体やめたらどうですか?という意見を出したことは聞いていますか?」

と尋ねてみました。


「ちらっと聞いています。ただ今年はやります。私だって本当は・・・」

と体育委員さん。


「自治会への要望は会長さん止まりで、自治会員にはそういう意見があったと発信されないんでしょうか?

と言ったら、


「では、次の班長会で話す機会を作ります。」

と。


どんな流れで発言させてくれるかわかりませんが、自治会の会費と行事のスリム化を提案したいと思っています。


(気になっていた運動会の会計係ですが、人の良さそうな若い男性が引き受けてくれました。)


とりあえず、運動会をやめたいという人は周りに多いから、アンケートをとって今後どうするかを考えたらどうか、と提案するつもりでいました。


でも、もしアンケートで思惑どおりにならなかったら・・・

とちょっと不安になったのは、テニス&ご近所さん友だちのSさんにそのことを話してからのことです。

Sさんが、

「子ども会のプールをやめたかったときは、アンケートで決まらなかったんだよね・・・」

と。

そうだった。汗

思い出しました。


子ども会のプールは自治会の持ち物で、ここは田舎なので立派なプールがあるのです。

うちの子はプールが好きなので、よくそこで遊びました。

水着で出かけて、水着で帰ってくるという恵まれた環境で、そんな我が家は、アンケートでもプールは続けて欲しいほうに○をつけました。

子ども会の親が当番制で監視をするので、仕事を持っている人や子どもがプールを利用しない人にとって当番は負担だったようです。


やがて世間では、プールの事故が相次ぎ、アンケート結果は関係なくプールは休止となったのです。


ほかの地区で育った私は、無人の自治会のプールで遊んできたので、プールの水を入れて水質管理さえしてくれれば自己責任でいいのでは?と思ってしまいますが、そうはいかない時代になっているようです。


そんなわけでプールの件は、やめたくない人の気持ちもわかるし、アンケートが思惑通りの結果にならなかった例のひとつでもあります。


そして、それを考えていたときに、前記事のコメントでいただいた内容で、やっぱりそういうこともあるのか・・・と改めて思いました。

コピペさせていただきます。↓

PTA役員をしたことがあります。親の卒業懇親会、なんていうものがありました。今では”伝統”みたいに扱われていますが、ここ10年位のことだとか。 
もう、本当に面倒で面倒で。やめる、っていうのも考えてアンケート取ったのだけれど、普通の保護者は”お金出してただ参加するだけ”だから、別にやめたい、とは思っていないんですよね。



ということで、やめられなかったそうです。


これらの経験談を聞くと、アンケート以外の手を考えたほうがいいかもしれません。

さぁ、次の班長会まであと数日。

班員の高齢者には、

「要望を言ってくれるのはうれしいけど、あなたが嫌われないようにね。」

というお言葉をいただきました。


「そうですね。嫌われても平気ですが、嫌われないような言い方を考えてみます。」

と答えておきました。


どうやって話を持っていくかそろそろ具体的に考えないと。

折角のチャンスですからね~

2 件のコメント:

  1. アンケートの持っていきかたとしては、高齢者が増えてきて”廃止したら”という声が上がっていること、準備の負担が大きいこと、などを書いて、存続についての意見を聞きたい、ということになります。その際の選択肢は
    1.ぜひやりたい
    2.できればやってほしい
    3.どちらでもいい
    4.やらなくていい
    として、そして2を選ぶ場合は、”できれば”なんだからやらなくていいね、と持っていけるか、です。(できれば、という意見があるんだからやろう、となる可能性があるので)

    あとは、できればやってほしい、やりたい、という人には何らかの係として役を担って貰う可能性があることを匂わせることです。そうすると、役を担ってまでは誰もやりたくないから、じゃあ、どちらでもいい、とかやらなくていい、になっていくわけです。

    アンケートを作るときは、積極的なやりたい、でなければやめる方向ですすめることはっきり打ち出して行えば、おそらくやめられると思います。

    もしくは、運動会の内容を変えていくかを吟味するか、ですよね。高齢者でも参加できるようにするにはどうすればいいのか、をアンケートで問うとか。

    とにかく”変える”ことってものすごく力が入ります。がんばってください。

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    1. ありがとうございます♪

      次回の班長会の様子次第でアンケートをすることになったら参考にさせていただきます。

      古くからいる人たちが手ごわいので、思い通りに事が進まない覚悟で行ってきます!(笑)

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