2017年9月26日火曜日

いい人に見えるけど厄介な人たち。


いっそのこと見るからに悪人ならいいのですが・・・


地元の子ども絡みの親や地域の人に、いい人に見えるけど厄介な人がいます。


テニス仲間のおじさんの中には、

「男は外で働いて大変だ。」

と言う人もいますが、いやいや、会社は自分で選べるけど、子ども関係やご近所付き合いは選べません。

そして、その付き合いがなかなか難しいのです。




長男は、中学受験をして地元以外の中学に行きました。

ちなみに、田舎の中学受験は都会と違って競争率は低めです。

姪(私の妹の子)が先に入学していて楽しそうだったし、仲の良い友だちも受けるからという軽い理由から、長男が希望して受験し入学しました。


その合格発表前、地区ごとの地元中学のPTA役員決めがありました。

次年度に中学1年になる子の親の役員決めを、入学前にしてしまうのです。

すでに中学に通っている子の親が、我が家にもその会合に行くよう言いにきたので、理由を話して断りました。

ところが、その人が優しくゆっくりした口調で、

「地元の子ども達をパトロールする役員だから、地元に住んでいる中学生の子を持つ親が対象になります。」

と言うのです。

「でも、それは〇〇中(地元中学名)のPTA役員ですよね?うちの子が合格したら断ることになりますよ。」

と言っても、

「違う中学でもやるのです。」

と、言うのです。


綺麗な人で穏やかに話すので、段々言っていることが最もなことに聞こえてきます。

いやいや、変だよ!

と我に返ってこっちも「それは変だ」と言うのですが、その人も自分が正しいと信じて話しているから厄介です。


後日、自治会長さんに電話して聞いてみると、

「それは〇〇中学に通う子を持つ親が対象です。」

って。


やっぱりそうだよね。


で、そう言ったら、

「あらぁ~、そうなの~?」

と、いつも通りのんびりした口調で答えるだけでした。



〇〇中のPTA役員に、他の中学に通う子の親がなるって、普通に考えてもありえないことです。

地域のためなら、自治会から直接、依頼が来るのが筋でしょう。

それがわからない人がまだ多勢いたから驚きです。

この地区、大丈夫かなぁ~と不安になりましたが、地区の問題ではないかもしれないですね。


聞こえはすばらしいことでも、実はおかしいことってよくあります。

それを皆が正しいと思ってしまうこと。

こういうときが一番厄介です。





一見「いい人」の中には悪気がなく「厄介な人」がいて、そういう人たちが集まると、その組織は悪い方へ動き始めます。


見かけにだまされないように気をつけなければならないのです。


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