2023年3月24日金曜日

大学卒業。

 昨日は保育園の卒業式だったようで、卒業式から帰る若いお父さんお母さんと保育園児が何組か歩いていました。

我が子が保育園を卒業したのはついこの間のような気もしますが、もう20年近く経っているのだから時の流れは早いものです。


先日、娘の大学の卒業式でした。

袴は「面倒だから着ない」と言うのでスーツで出席。

会場まで車で送って私は帰宅しネットで卒業式を見ました。


男子もいる大学だからスーツでも目立たない感じ。

学部の中のコースの長を娘がしていたので、先生方へのプレゼントや花束の準備があり「スーツが身軽で良かった!」らしい。

因みに長になったのは消去法で、特に会計はやりたくなく、長が一番楽だと思ったからだそうです。


卒業式の袴は着たいから着る人が殆どだと思います。

ただ、着たくない人がいるのも事実。

私も卒業式には袴、成人式には振袖、結婚式のドレスなど着てきましたが、仕方なく着た人のうちの一人です。

こういう人は少ないかもしれませんが、たまにいます。


卒業式が終了後、大学のゼミの先生のところで集まって先生にプレゼントをしてきたそうで、すごく喜んでくれて娘たちも嬉しかったようでした。

この先生のゼミは人気で入るのに苦労したのを見てきています。

最後に一人一人に言葉をくれて、娘には「就活で上手くいかなかったけど、○○会社(最終で落とされた第一志望の企業)より、今やり始めた仕事の方がずっといい」などと言ってもらえたと家に帰ってきて話していました。


大学で仲良くしていた友人の一人は東京で働くので間もなく引っ越すそうです。

もう一人は彼のいる県へ行きたいけど母親に反対されていて、それを振り切っていく計画を立てているようです。

娘は卒業式の前日?も午前1時まで仕事をしていて超ハードな日々を送っています。


皆、これからです!

幸せな未来になるように応援していきたいと思っています。


2023年3月15日水曜日

長男が転職したい理由。

 大学卒業後、就職してもうすぐ3年になる長男。 

現在、転職活動中。


以前にも転職について話していたことがあって、過去記事の若者の転職。にも書きましたが、それ以降ずっと心の片隅にあったようです。

実際、時々、転職について話していました。


現在の会社はモノ作りに誠実で従業員や環境を大事にしています。

有給も取りやすいし人間関係や給料も良く何の不満があるのだろうか?

と思っていました。


最近2つの企業から内定をもらって上司に退職の意思を伝えた長男。

「退職の理由は人間関係ですか?」

と聞かれ、

「人間関係ではないです」

と答え、本当の理由を伝えたそうです。


「別れた彼女を今追いかけなければ一生後悔する」と話したそうで、年始に5年付き合った彼女に振られたことを職場で話していたこともあり、妙に納得されたらしい。

これが女の上司なら理解できなかったと思います。

実際、私の母(ばぁば)にその理由を話したら呆れていました。


そう言えば、私が以前勤めていた会社の30代の男性も「就活時は彼女の実家近くに本社があるこの会社を選んだ」と言っていました。

その時は「えっ!そんな理由?」と内心思っていましたが、まさか自分の息子も似たようなことをするとは…ね。

ただ、それがあったおかげで男の人はそういう理由で就職先を決めることがある…

ということを知っていたので今回さほど驚きませんでした。


よく考えてみれば、長男が今の会社に決めたのも彼女がまだその県に大学生でいたからかもしれません。

それ程好きな人ができたというのは幸せで、親としても人を愛せる人間に育ってくれて良かったと思っています。

それは、自分が人(特に男性)を愛し難かったからそう思うのですが。


因みにその男性はその彼女と結婚し静岡で子育てをしていてハッピー。

そこは長男と全く違います。


長男も分かっているんです。

彼女の気持ちが戻らないことを…

ただ、現在の会社にいたら新しい出会いはほぼ無いというのも事実。


子育てするにはとてもいい所だけど仕方ない。


夫が、

「辞めるには勿体ない会社だ」

と言うので、

「私もそう思うんだけど、自分がそこに一人で一生暮らすことを想像するとね・・・。冬は寒いし、生まれ育った地でもないから友だちは会社の人だけ。寂しくない?」

と言ったら、

「確かにそうだ。何だか○○(長男)が可哀そうになってきた」

と。


転職に反対してきた私たちも長男が彼女と別れた今、反対する理由がなくなってしまったのです。


転職先は関東圏を中心に以前から挑戦してみたいと思っていた会社にチャレンジしていました。

大学院を出ていても多分合格できなかったであろう会社ですが、現在の会社で約3年経験したことが合格できた大きな理由のようです。

それも含めて今の会社には感謝しかありません。


転職時の面接では「なぜ今の会社を辞めたいのか?」と必ず聞かれるそうです。

まさか「彼女を追いかけます」なんて言えません。

ある会社では、

「本当の理由があるのではないですか?」

と聞かれたけど、やっぱり「女」が理由とは答えなかったそうです。


持続可能な社会には大事な事ですが、本当の理由を話すなんて危険過ぎ。

今の仕事が好きでその分野のトップクラスの会社で働きたい…というようなことを言って答えたようです。


さて、少ししたら、また引っ越しです。


そうそう、彼女の方からまだ連絡をしてきてくれるので復縁の可能性がゼロではないと思っている長男。

「キャリアアップするけど見直してくれる?」

と連絡するのだろうか?


長男の高校大学時代の友人はほぼ関東圏に就職しています。

そして、別れた彼女もそう。

(彼女は違う県の会社で、結局遠いので追いかけた風にはならなかったが…)


今度の会社だと大学時代に仲良くしていた友人も近くに住んでいるし、東京にも出やすいので他の友人にも会い易くなります。

実家までの距離も近くはないけど今よりは近い。


新年でどん底に落ちた長男ですが、これで少しでも元気になればいいと思っています。

がんばれ長男。

2023年3月8日水曜日

数か月先のことは分からない。

 3月になりましたが、思い返してみると半年前に考えていた3月とはまるで違っています。


娘はもうすぐ大学卒業。

そこまでは予定通りでしたが、どこかへ就職すると思っていたのがせずに先日開業届を出したという想定外な展開。

受けた仕事を在宅で始めています。

自由だけど不安定。

数か月後どうなっているのか想像できず…


息子はそろそろ結婚の準備をしている予定でした。

半年前に社宅から出て引っ越した時に買った家具はどう見ても大きい。

一緒に住もうと思っていたんだろうなぁ・・・


けれども今年に入ってその彼女と別れ、全て白紙になりました。

こうなると全てにおいての考え方が変わってくるものです。


子育てするには良いところだけど独り者には寂しい田舎。

そこに住み続けるのか?

息子なりに色々考えているようです。


私のパート先でもパート仲間が年末に辞めてしまったから、それから忙しくなってしまいました。

これが続くようならまた増員してもらおうかな?


この半年、いや数か月、変化が激しくて非常に長く感じます。

そして、数か月後もガラッと変わっているかもしれません。


どうなるのか楽しみでもあり怖くもある。

どこに流されるかわからないけど上手く流れに乗って行こう。

そんな2023年春の話でした。

2023年3月3日金曜日

長男に借りた漫画&プレバトの俳句。

 長男が愛読している漫画の一つがスラムダンク。

最近、長く付き合った彼女と別れたばかりの長男は頻繁に帰省していて、先日、どさっと「スラムダンク」全巻を家に持ってきました。

普段は車に置いているけど気に入った場面を何度も読み返す為らしい。


で、試しに1巻だけ読ませてもらったら噂通り面白い!

それで全巻借り、夜中まで読む日々が続いていました。


そして、遂に一昨日、全部読み終わり長男へLINEで報告。

「おおーどうだった?山王戦?」と聞かれたので感想を返信。


私はミニバスを小学生の時にやっていましたが、この漫画を当時読んでいたら中学でもバスケを続けていたかもしれません。


シュートが入らなかったのは真剣に基礎を練習しなかったからなんだ…

と、今頃わかりました。

小学生には体力作りは程々にして(超ハードだった)もっとテクニックを教えてくれれば楽しく思えたのかも⁈


主人公の桜木花道がずば抜けた身体能力なのがこの漫画の魅力のひとつだけど、初心者がバスケの技術を習得していくところも面白かったです。

そして、スポーツの一番面白いのはやっぱり試合!

山王戦、感動でした。


で、昨日のプレバトの話になりますが、横尾君の俳句が、


夕桜 学ラン捲り 1on1


でした。

ん?

1on1って読んだばかりだよなぁ~と思っていたらフジモンが、

「えっとですねぇ~横尾君。スラムダンク観たでしょ?」

って。


夏井先生も、

「これ読んだ瞬間、中7下5スラムダンクだよね?ってすぐに思いましたね」

って。


なんと、夏井先生もスラムダンクを全巻持っているそうです。


主人公が桜木花道。

季語に夕桜を使ったのはスラムダンクを意識していたからなのか?どうなのか?

昨日の俳句の中で2位でした。


1位は春風亭昇吉さんの俳句。

三月の 空に託せる ものがない


昇吉さんの解説は、

「人生って卒業の連続だと思うんですよね。で、3月の空は水色が落ち着いた色で綺麗なんだけど、高校とか中学の時に未来を託すようなものは掴めないでいたんですよね。だから、進学とか就職するときに夢がかなう確たるものを持っている人ばかりではない。その様子を詠いました。」

と。

そして、夏井先生が、

「卒業=めでたい…ではない。誰もが希望に満ちた卒業を迎えられるわけではない。これは、人生の現実の一つなんですね・・・」

と解説は続いたわけですが、「そうそう。そうなんです。」と思いながら聞いていたのでした。


うちの子ども達も現地点で未来を託すものを探している途中。

まだ掴めていないのです。

娘は大学をもうすぐ卒業しますが就活に失敗していますから。

夢に向かっているけど確たるものはない。


長男も彼女と別れて掴みかけていた未来が消えましたから。


三月の 空に託せる ものがない


タイムリーな俳句2つの話でした。

大学受験、入学、一人暮らしを始めて1年間にかかった費用のまとめ

この春、長男は大学2年生になりました。 大学受験、入学準備、一人暮らし にかかった費用の 詳細を過去記事に分けて書きましたが、キャンパス移動も概ね無事に終わり落ち着いたので、 ここではそれらを、 「 う ー ん ! 」  (ピコ太郎さん風) とくっつけて、受験から大...