2017年9月22日金曜日

石橋の渡り方。


「石橋を叩いて渡る」とは、

用心の上にも用心深く物事を行うこと。

ですね。


石橋を叩きすぎて割ってしまい渡らない人


テニス友達は、石橋を叩きすぎて割ってしまい渡らないタイプだと自分で言っていました。

でも、傍から見ていると時々渡っています。

ただ、やっぱりそのときはすごく慎重。

計画もバッチリ。

しかも、渡りながらもその石橋について書いてある本を買ったり、人に聞いたりして調べまくっています。


石橋を渡らないと現在の問題が解決されないとわかっていても、その問題が我慢できることなら渡らないタイプでもあります。



石橋を叩かず渡る人


このタイプは、私の周りにいません。

いたら面白そうですが、身内にいたら大変ですね。



石橋を渡っている人の様子を見てから渡る人


これは、私。

ファーストペンギンにはなれないタイプ。

ただ、その石橋を渡るのが困難でも、向こう岸に少しでも希望があるのなら渡ろうとします。

すでに渡っている人たちの情報を集めるので、渡り始めるまでに時間がかかります。

渡り始めてうまくいかなければ、石橋を直しながら渡ったり、戻って違う石橋を探すこともあります。



石橋を渡ろうとしている人に「その橋を渡るのは無理だよ」と言う人


これは、私の母。

私がちょっと大変そうな橋を渡ろうとすると、

「無理だと思う」

とすぐ言います。


その忠告を聞かずに何度か渡り、ときには傷を負いましたが、石橋を渡りきることによって悪い状況が改善されました。


母の忠告を聞かないほうが上手くいく例が増えています。


来年度、下の子が大学受験で目標としている大学の話をしたら、

「たぶん無理じゃない?」

って。


あぁ、こうやって私たち姉妹の可能性を摘まれてきたんだなぁ・・・

と思う今日この頃なのです。


母は失敗を恐れるタイプだから、石橋を渡ったところを見たことがありません。


石橋が崩れそうだったら戻ればいいし、落ちてしまったら這い上がればいいのにね。

大体、そう簡単に石橋は崩れませんが。

傷だらけになって格好悪くなったっていいじゃん。

と思うけど、母は世間体を気にするから、私たち娘が失敗する姿を人に見られるのがイヤなんでしょうね。


昨日は母に、

「今の自治会は無駄な行事が多いから、今年度は変えるきっかけを作ろうと思っている。」

と話したら、

「班長は今年で終わってしばらく回ってこないんだから、放っておけばいいじゃん。変えることなんて無理だと思うよ。」

って、いつも通りネガティブな返事がきました。

自治会仕事を私に丸投げしているから他人事なんでしょうね。


子ども達


我が家の子ども達が、どういうタイプかまだわかりません。

石橋をどんな風に渡っていくのか?


私は母のように何か物事を始める前から、

「無理じゃない?」

と言わないようにしよう、と昨日、改めて思ったのでした。







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