2017年9月21日木曜日

実家と近居生活18年。良い事、悪い事いろいろ。


私の実家は現在と違う地区にありましたが、私たち姉妹が結婚して出て行ったのを機に、現在の地に老夫婦だけが住むサイズの家を新築し、それまでの家は売却しました。


その2年後、新築したところの近くの土地が売りに出たので、我が家がその一区画を買って移り住み、近居生活が始まりました。

長男が2才のときのことです。


自治会の同じ班内ですから、「スープの冷めない距離」と言えます。


約18年、近居生活して良かったのか悪かったのか・・・

現地点での気持ちの整理をしてみます。



近居の良いところ


適度な距離


お互い干渉しにくい距離で、しかも楽に助け合える距離でもあります。


子育ての手


やはり、子育ては「手」が多い方がよいと思います。

私の母は過去記事にも何度か書いたように、少し毒がありますので注意が必要ですが。

でも、社交的で明るいタイプなので、物事を押し付けるという欠点が出ない程度に孫に接していれば良い方に働きます。

子ども達ににとっては、いろいろなタイプの人間と接する経験ができてよかったのではないかと思っています。


親の夜間の外出時


夜間の外出時は近居だと子ども達を見ていてもらえるので助かります。

PTAとか町内会の役員、スポーツ少年団の当番のときは、夫は残業でいませんから、近居でなかったら困りました。

それにしても、PTAって子どものための組織なのに、夜間の役員会ってどうなの?

と思っていました。

夜間に子どもだけで留守番させなければなりませんから。


みんな仕事をしているから夜間にやるしかなかったのですが。



保育園の送り


保育園の送りは母に頼んでいました。

早番の先生がいたので始めはその先生に長男を預けていましたが、その先生って見た目どおりちょっと意地悪だったらしく、長男が嫌がりました。

そういう事情を母に話し、担任の先生が来る時間に送ってもらうことにしました。


病気の時


滅多に病気をしなかった私ですが、近居を始めてから18年の間に3度、高熱が1週間以上さがらない風邪?に罹ったことがあります。

徐々に体が弱くなっています。

そういう時でも夫は仕事へ行かなければならず、小さい子どもの面倒は実家の両親に頼みました。

近居だとそれも簡単にできるので良かったです。


長男の大学進学時


長男が、県外の大学に進学が決まり、引越しや入学準備の際、何日か留守をしたので助かりました。

そのとき、下の子が一人で留守番でしたが、近くに実家があるので安心して宿泊してこられました。


将来


今まではこちらが世話になっていましたが、そろそろ逆転し世話をするようになってきます。

自治会も私が行っていますし。

私の両親にとっても近居は心強いのではないでしょうか?


近居の悪いところ


夫が気をつかう


わりと頻繁に私の両親が家に来るので、夫は気をつかうようです。

面倒なときや疲れているとき、夫はさりげなく2階に逃げています。

ただ、日頃、育児を全くしなかった夫は、私の両親にかなり協力してもらっていることも知っているので、何も不満は言いません。


若干の干渉はある



親って子どものものは自分のものと思うのか、勝手に庭に花や植木を植えられました。

裏にも「難を転ずるために南天を植えておいたよ。」って。汗

土地も家も資金協力がなかったのに、近くに住んだというだけで自分の家のように思ってしまったようです。

これらは数年後、母たちの敷地に植え替えるようにしてもらいました。


家に上げる


子どもが小さい頃は、夕方まで仕事をしていたので、母に子ども達を預けることが多かったのですが、勝手に我が家に母の友人を上げていました。

その無神経さにイラっとしていました。

それと最近知ったのが、テニス&近所の友人もうちに上げていたことが判明しました。

友人がこの前、

「上がったことあるよ!ばぁばが面倒みていたときに。」

って・・・


えぇ~~~汗


下の子が保育園の頃、友人の娘さんと仲が良かったからですが(今は学年が違うので話もしなくなっています)上げて欲しくなかったなぁ~

だって、友人宅はすごく綺麗にしていてピカピカ。

そんな人はうちには上げられないと思っていたのに・・・涙&怒


子どもの家を自分の家と勘違いしている母のそういうところが嫌なんです。



まとめ


近居は干渉しにくい距離感で、でもすぐに助け合える距離でもあり、なかなかよいと思います。

ただ、特に親側は干渉しようと思えば簡単にできてしまう距離でもあります。

親世帯はそれを気をつけて、子世帯は気をつけてもらうように言っていけば、うまくいくと思います。

義理の親子関係を基準に上手くいくよう考えていくとよいのではないでしょうか。

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