良かれと思ってしたことが余計なお世話になることもある…
という話。
先日、テレビの「笑ってこらえて」を見ていたら妹からLINE。
佐藤栞里ちゃんが縁結びの聖地の出雲大社に行っているところを妹も見ていたらしい。
「○○(長男)ちゃん、出雲大社に参拝はどうかな?」
ときたので、
「参拝?行くかなぁ・・・?」
と返信。
何だろう?
複雑な気持ちになりました。
妹の娘は最近結婚したばかり。
一方、長男は…
このブログを読んでいる方は知っていると思いますが、結婚するつもりだった人と別れて、ようやく立ち直ってきたところなのです。
先日帰省していた長男は8月が誕生日。
「赤ちゃんの時はよく泣いたんだよ~」
と話したら、
「最近もよく泣いた(笑)」
と言っていました。
高校3年の部活の最後の試合(負けたら最後)で泣いたのを見た以来の涙でした。
あっ、違う!
去年の今頃、前の会社の社宅から出て入居した賃貸物件の騒音が酷くて泣いていたんだった!
そこにまだ別れていなかった彼女と住もうと思っていたのにそんな物件でショックだったのでしょう。
家具も揃えていたのにね…
私もその物件に引っ越すときに泊まったけどうるさかったし、建物がきしむような変な音も聞こえるし…
リノベーションされてお洒落で綺麗な感じだったけど、よく見ると網戸が破れたまま。
入居までに直してくださいと長男が言ったのに直してなかったのは酷い。
その時点では彼女の方も別れたいと思っていなかったみたい。
ただ、振り返ると、この頃あたりから流れが変わってきていた気がします。
一緒に住むことがスムーズに進まない感じ。
ちょっと運命的なものを感じる・・・
さて、話は戻りますが帰省していた長男に、妹からきたLINEを見せたら、
「余計なお世話(笑)」
って言っていました。
やっぱりそう思ったか⁈
娘も聞いていて、
「何だかお兄ちゃん可哀想」
と。
多分「参拝はどうかな?」がいらないのです。
出雲大社が縁結びの聖地だという話だけしてくれたら、こちらが行くか行かないかを決めるから。
行動面まで口を出されると嫌悪感が出ることがよくあります。
子ども達も良かれと思って言ってくれたことはわかっているようですが、モヤっとしたようでした。
妹も、まさかこんな反応をされているとは思っていないでしょう。
人の心というのは、なかなか難しいんだと思います。
「教養とは他人の心がわかること」と養老孟司先生。
妹や私は50才過ぎて60代に近付いてきましたが、まだまだ学ぶことが多いのかもしれません。
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