2017年11月14日火曜日

絵描きとして生きている人の話。


先日、森谷明子さんの日本画展に行ってきました。





森谷先生は静岡新聞にも掲載していたことがある方でした。




何年前に掲載されていたか忘れましたが、読んだ覚えがあります。

まだ、娘が日本画を勉強する前でしたから、今、改めて読むとまた違う風に読みとれます。

娘と絵を見に行く機会が増え、美術館は退屈だと思っていた人間が、絵の良さを感じることができるようになってきました。

特に日本画の色彩が好きです。



見ていたら森谷先生がみえて、少しお話しをしました。


「娘が絵を描く勉強をしていても将来が心配でしたが、こういう道もあるんですね。」

と私が言ったら、

「絵描きを職業にするのはよくないかもしれません。お金のために絵を描くようになってしまうから。私は絵の講師を職業としています。職業は持っていたほうが良いと思いますよ。

と優しく上品に話してくださいました。

それから、美術展に出したほうがいいけど、賞のために描くのはよくない、とも。


絵だけでなく、いろいろな事に通じる話だなぁと思って聞いていました。


絵の種類によっては、お金のために描く絵も有りだと思います。

でも、芸術家として描く場合は、純粋に自分の思いを表現し、見た人にそれが伝わるように描くこと。

そのためには雑念があっては駄目なのかもしれません。


娘は、自分の表現したいことを絵で伝える技術を現在学んでいるところです。


森谷先生の日本画展を見て、話を聞いてから、娘は何を思ったのでしょう・・・


帰りの車内ではぐっすり眠っていましたが。



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