何年か前、妹が、
「この前、じぃじ(父)と会ったら不機嫌だったけど、私、何かしたかなぁ?」
と言うので、近くに住む父に聞いてみたら、妹は何もしていないし不機嫌になった覚えがない、と答えていました。
私も父と顔が似ていて、不機嫌でなくてもそう思われることがあるので、妹に、
「何もしていないと言っていたよ。顔のせいだと思う。私も怒っていないのに『怒ってる?』と子どもによく言われるからさ。」
と言ったら、妙に納得していました。
どういうこと?笑
どうやら、父や私は、余程体調が良いとき以外は、不機嫌に見えるようです。
(絶好調!という体調の日は少ない。たぶん原因は、食べ過ぎ飲み過ぎ・・・)
で、職場を見回してみると、不機嫌そうな顔の人はそこそこいます。
でも、自分のことを考えてみると、心の中では陽気なことを考えているのに顔は笑っていないようだから、みんなもそうかもしれない。
怒っていたり不満があるように見えると「私、何かした?怒」と、こっちも本当に不機嫌になるという悪循環。
こういうとき、意味のない会話がギスギスした雰囲気を和らげます。
少し前に、職場の私の席が移動し、親会社の人たちと顔を合わせる位置になりました。
背中合わせだったときには感じの悪かった人たちと他愛もない話をするようになって、「な~んだ、いい人たちじゃん!」と、思うようになったのです。
親会社の人たちも、もしかしたら同じように思っているかもしれません。
同じ会社の正社員の女性とは、全く会話しないことがあります。
その正社員、必要なことも言わないことが多くて、後から「あれ?言ってなかった?」という感じ。
「いやいや、あなたしか教えてくれる立場の人はいませんよ。」
と、いつも思いながら、ちょっと不機嫌になる私。
でも、それではよくないので、仕事の合間に何の意味もない挨拶に毛が生えた程度の話をしてみるのです。
そうすると、その人もいろいろ話してきて、単純な私は「なんだ、いい人じゃん」と思う、という繰り返し。
もしかしたら、私には見えない壁があって話しかけないのかもしれないですね。
自分から壁をとらないといけないのかも。
実家の母とは考え方がまるで違うので、よく言い争いになります。
それからずっとイライラが収まらないのですが、近所に住んでいるので、やむを得ず会うことになります。
そして、テレビのことなど全く意味のない会話をすると、すっと怒りが収まるのです。
まとめ
こちらやあちらが何とも思っていなくても、不機嫌に見えることがあります。実際、イラっとすることを言ったり言われたときも、放置しておくと怒りが増幅します。
そんな時、ちょっとした意味のない会話をすると、誤解が解けたり、怒りが和らぐことがありませんか?
会って顔を見て、日常の何でもない話をする。
それが、人間関係を円滑にするものなのかもしれません。
私のような無愛想で不機嫌そうな顔の人。
特にそういう人は、挨拶&意味のない会話が大事。
それが、最近、気づいたことでした。
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