2017年5月10日水曜日

指の怪我は軽くみられがちだが要注意。骨折して膿むのはよくないという話。


長男が中学3年生の時の話です。

中学、高校はラグビー部だったので、いつもどこかを怪我していました。


その年の秋の試合では、踏まれた手の指の爪がはがれてしまいました。

でも、その時は足も怪我して、本人もそうでしたが、足ばかりに気を取られていたのです。



指はいつものことだと軽く考え、絆創膏でくっつけておいたのですが、徐々に腫れてきました。


怪我に慣れてしまっているため、それでも病院へ行かなかったのです。





恩人は英語教師


長男が英語教師に、

「試合で怪我して指が腫れちゃったんだ・・・」
と、パンパンの指を見せたら、


「ひどいから病院へ行った方がいいよ。」
と、言われたことを家で話しました。

「そうだね、行ったほうがよさそうだね。」

・・・

この英語教師の言葉がなかったら、手遅れになっていたかもしれません。

優しい40代くらいの女教師で、一生忘れられない恩人です。


最初の病院


骨折しているとは思っていなかったので、皮膚科か整形外科か悩みましたが、行きやすかった整形外科へ行きました。

そこで、骨折がわかったのです。

正直、驚きました。


怪我から1週間近く経っていたかもしれません。



もう少し大きい病院で診てもらうようにと、紹介状を書いてもらい翌日行くことになりました。


ここでは、たまっていた膿を出してもらいましたが、その晩、指の痛みに苦しんでいました。

膿を出さないほうが良かったのではないか?
と思うほど眠れない痛みだったようです。

私は、辛そうにしている息子の指を冷やしてあげることしかできませんでした。


総合病院へ


学校へは遅刻の届けをして、総合病院へ行きました。


診察をしたのは、クールで若いイケメン医師でした。

「骨折して膿むのはよくないんですよ。それに、骨折から時間が経ちすぎています。いつから、腫れていましたか?」


「いつから腫れていたんだろう?」

と、はっきり答えられない親子に呆れた顔をしていたのを、今でもよく覚えています。


その後、血液、尿、レントゲン、膿の培養の結果、全身麻酔による手術が決定しました。


もう何も飲食してはいけないと言われ、



「朝食、もっとたくさん食べておけばよかった」
って。




手術&入院




手術についてイケメン医師ではなく、手術担当の医師から説明がありました。


「指の怪我は、軽くみられがちですが、今回のも悪ければ中指切断、もっと悪ければ右手を切断です。」


「それから、若いので、骨もどんどん成長するから、骨折を放っておくと変についてしまいます。すぐに手術をしましょう。今日は、手術が4つあるから、そのあとでします。」


長男は、想定外の手術に焦っていました。
(もちろん私も焦りました。)

そして中学生なりに、手術担当医師に納得がいくまで質問をしていました。



麻酔のこと、手術後の痛みのこと、部活の試合と練習のこと、10月の修学旅行のこと・・・


試合は、絶対出ちゃダメ、右手を使う練習ダメ、修学旅行OK。



学校へは手術と入院でしばらく休む連絡をしました。


保健の先生から連絡がきて、部活の怪我なので学校で入っている保険がおりるから、市の補助を使わずに、普通に支払ってきてくださいとのことでした。

その頃から市は、中学まで医療費補助があったので助かっていました。


手術後


「骨についていた菌は洗いながし、骨をもとどおりにつけました。ただ、菌が残っているかもしれないので、経過観察をします。」


と、手術担当医師が手術がうまくいったことを伝えてくれました。


完治するまで時間がかかり、2~3カ月通院しました。





現在、大学のバレーサークルで楽しんでいるようだから、後遺症はないようです。




教訓



・ひどい怪我は、早めに病院で診てもらう。
・指の怪我は軽くみてしまいがちだが要注意。
・骨折して膿むのはよくないので気をつける。

です。


これを読んでくださった皆様にも、お役に立てればよいなぁと思っています。

それより、このようなことにならないことを祈りますが。


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