長男が3才のとき、原因不明の高熱が続き、約2週間後にようやく解熱。
退院後しばらくしてから、
「Q熱でした。」
と、病院から連絡がありました。
当時、「Q熱」について載っている本を探して買って読むと、それは動物から感染する病気で、日本で報告されている患者が少ないことを知りました。
入院時の担当医師も、長男が初めての「Q熱」患者だったようです。
今でも周りで「Q熱」に感染した人を見たことがありません。
ですから、これから書く記事は多くの人の参考にはならないと思いますが、一応記録しておきます。
今後、下記のような症状があったら、これを疑ってみてもよいかもしれません。
Q熱とは
Q熱についてのコピペです。(青字のところ)↓
Q熱という病名は、「Query fever=不明熱」に由来しており、1935年にオーストラリアで原因不明の熱性疾患として初めて報告されました。のちにリケッチアの一種・コクシエラ菌による感染症であることが明らかになっています。
臨床的特徴 通常は家畜やネコなどのペットの流産や出産に関連して、胎盤に感染しているC.burnetii を吸入するなどによって、2~3週間の潜伏期を経て発症する。急性Q熱ではインフルエンザ様で突然の高熱、頭痛、筋肉痛、全身倦怠感、眼球後部痛の症状で始まる。自然治癒傾向が強く、多くは14日以内に解熱する。間質性肺炎が主体の肺炎型や肝機能異常が主体の肝炎型がある。予後は一般に良い。1割程度が慢性Q熱に移行するとされ、弁膜症などの基礎疾患を持つ例で心内膜炎を起こすと難治性となり、致死率が高くなる。 |
長男の症状
3才の誕生日を迎えた後の初冬に発熱が始まりました。
・夕方になると40℃以上の高熱が出て、朝37~38℃代に下がるという、弛張熱(しちょう熱)を繰り返し2週間
・頭痛
・食欲不振
近くのこどもクリニックでは、抗生物質をあれこれ変えて処方するだけで全く回復せず。
親戚の看護師さん(だった人)に相談し、病院を紹介してもらい、ようやく入院させてもらえたのが発熱から10日ほど経ったときでした。
長男は、痩せ細ってしまいましたが、病院の点滴と、ちょうど自然治癒するころだったのか、少しずつ回復していきました。
退院後
病院から「Q熱」だったので、もう一度診察に来てくださいと連絡。
「ペットは飼っていますか?」
と聞かれました。
飼っていないが、近くで猫をたくさん飼っている家があり、そこへ長男がよく遊びに行っていたことを伝えました。
ただ、そこで感染したかも不明ですし、
すべてのペットなどの動物にこの菌があるわけではないそうです。
後遺症はないと思っていますが、ひとつ気になるのが、こむらがえりの頻度の高さです。
「ペットは飼っていますか?」
と聞かれました。
飼っていないが、近くで猫をたくさん飼っている家があり、そこへ長男がよく遊びに行っていたことを伝えました。
ただ、そこで感染したかも不明ですし、
すべてのペットなどの動物にこの菌があるわけではないそうです。
その後
後遺症はないと思っていますが、ひとつ気になるのが、こむらがえりの頻度の高さです。
小学校のマラソン大会から高校のマラソン大会まで、こむらがえりが起きなかった大会は小学校の5,6年生の時だけ。
それも、ゆっくり走って完走したと言っていました。
ただ、短距離は大丈夫なので、運動部を6年間続けても問題なかったです。
部活の顧問教師が体育教師でもあり、持久走で毎回こむらがえりをおこすので、病院で検査してくるよう言われました。
CT検査やMRI検査、あらゆる検査をしたけど異常なし。
何の証拠もないけど、幼い頃の「Q熱」のダメージが大きかったのではないか?
と、マラソン大会のたびに思っています。
それから、もう少し早く入院できるよう、かかりつけのこどもクリニックに相談すればよかった、と悔やんでもいるのでした・・・
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