現在、地方国立大生の長男は、推薦入試で合格して入学しました。
センター試験を課す推薦でしたが、もう長男の学部のその推薦はなくなっているようです。
センター試験が行われるのもあと何年?
そう考えると、この記事を書くのもどうか?ですが・・・
こんな試験を受けた人もいた、という記録のために書こうと思います。
学力
進研模試の結果に「あなたと同じ第1志望校に合格した先輩の成績との差」という折れ線グラフがあると思います。
それを見ると、部活(ラグビー)の現役のときはいつも、「先輩」より偏差値が下でした。
ちなみに「先輩」というのは合格者の平均点偏差値です。
しかも、高校2年の11月までは偏差値が5以上、下。
高校2年の2月の模試から「先輩」に近づき始め、3年で部活を引退した次の模試から逆転し始めています。
3年の11月以降の模試からA判定。
今までとは逆で「先輩」の偏差値より5以上、上になりました。
部活で使っていたエネルギーを、勉強にうまく持っていけた結果かもしれません。
引退後、姪がオススメしていた京大卒の年配女性の先生が経営する個人塾に行きました。
けれども、たった3日間だけでやめています。
先払いした塾代は返ってこないと諦めていましたが、長男に、
「返金してもらえたらお小遣いにしていいよw」
と冗談で言ったら、返金してもらい、自分の懐に入れていました。
その後、コ○ダ珈琲へ通い勉強した結果、偏差値急上昇。
長男がその店には「きれいなお姉さんがバイトしている」と言っていましたが、そのお姉さんに会うのが目的ではなく、「勉強しやすい環境だから」通っていたそうです。
どちらにしても結果が出たのだから良いでしょう。笑
ほかの同級生で自宅や塾以外で勉強する人は、学校やマック、図書館に行っていたようです。
私立大学の推薦
3年の夏休みの後、
「学校に、〇〇大学(私立大学)の指定校推薦がきていた~!学部も行きたいところ。」
と長男が帰ってくるなり嬉しそうに話しました。
「〇〇大学?すごいじゃん!」
となって、夫もその気になりましたが、
冷静に考えると、我が家は経済面でも国公立志望ということを思い出しました。
そして、長男は合格したとしても学力がついていけるか?
が心配になったところで、
数日後、担任教師に、
「第一志望の大学なら推薦してもいいけどどうする?」
と聞かれたそうです。
「入学しても単位が取れないかもしれないからやめた。」
と長男。
第一志望の国立大学の推薦
その指定校推薦の話をきっかけに、それなら第一志望の国立大学の推薦はどうなんだろう?
ということになり、長男と調べました。
センター試験を課さない推薦なら年内に決まっていいね!と親子で話していましたが、
「評定がもっと高くないと難しい。」
と担任教師に言われたそうです。
それも、担任教師だけでなく、進路担当の教師にまで言われたのでやめました。
評定は高校1年からの成績だから、長男の場合、高くなかったのです。
ただ、センターを課す推薦ならできる、と担任教師に言われたのでそれに向けて準備を始めました。
受験の申し込みは、姪は自分でやっていましたが、我が家は全て私がやりました。
学校に通っていながら試験料を入金するのは、時間的に難しそうでした。
姪の担任は、自分でするように言ったそうですが、長男の担任は言わなかったこともあります。
「お母さん、手続きよろしく!」
という感じでした。
センター試験を課す推薦
センター試験を課す推薦は、部活の先輩も受けて合格していました。
もっとレベルの高いところでしたが、先輩は勉強ができるので、担任教師はさらにレベルが上の大学をすすめていました。
あっ、この話は一つ年上の同じ高校だった姪から聞いています。
そのため、両親も学校へ行き、校長先生にもお願いして推薦の許可をやっともらったそうです。
ラグビー部でハードな練習をしているときから成績上位だったから天才肌です。
試合の運びも判断が早くて知的でしたからね。
ただ、あまりデキると期待されて推薦してもらうのも一苦労。
そんな中でも、自分が本当に行きたい大学に行くと押し切れたのだから良かったと思います。
この先輩にとっては簡単に合格できた大学ですが、十分レベルが高いところです。
その点、長男くらいのレベルだと、教師からの大きな期待もなく、レベルに合った大学をなんの障害もなく受験できるので、気楽でよかったなぁ~と思っています。
テニス友達の子はデキる子なので、面談の時にいつも東大をすすめられて、東大には行きたくないので困っているそうですから。
まとめ
センター試験を課す推薦入試では、長男の大学の学部の場合、センター試験以外の試験がなかったので楽でした。
楽というのは、大学まで受験に行かなくてよかった、ということもあります。
そして、前期試験の合格発表より早く合格がわかっているので、入学や引越準備が早めにできたこと。
併願した私立大学へ入金しなくて済んだことなど、親孝行だったと言えます。
その後、様々なトラブルが長男にはある訳ですが、そのたびに入試のときのことを思い出し、心を静めるのことができているのです。
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