いつも忙しそうにしている隣の部署の仕事を手伝ってみたら、無駄が多いことに気づいた話を少し前の記事に書きました。
無駄だと思う仕事でも、何も言わずに言われたとおりするのが無難なことはわかっています。
でも、納得できない仕事に時間を使うのってどうなんだろう・・・
と、先週はずっと考えていました。
でも、納得できない仕事に時間を使うのってどうなんだろう・・・
と、先週はずっと考えていました。
無駄を指摘することについて
同じ部署の女性社員の考え
だから、まず、その女性に、
「隣の部署の伝票整理の仕事に無駄が多すぎるのではないか?」
と話してみました。
「そうだね。でも、それを指摘するのは、もう何ヶ月か手伝ったあとのほうがいいんじゃない?」
と言うので、
「ん~、でも明らかに無駄ですよ。」
と答えたけど、週の前半はその無駄な仕事はしないで済んでいたので、それに触れずにいました。
両親の考え
実家の両親が近くに住んでいるので同じように話したら、
「言わないほうがいい。」
と言っていました。
これは予想通りの答え。
夫の考え
夫に話したら、指摘してみればいいじゃんと言っていました。
厚切りジェイソンさんへのインタビュー記事
インターネットで「無駄な仕事 上司」で検索していたら、厚切りジェイソンさんへのインタビュー記事が出てきました。
厚切りジェイソン「年収2000万の勉強法」
についてPRESIDENT誌が質問した答えの中にあった話を抜き取ってみました。(コピペしました)
↓
――「時間がない、時間がない」と言っている人のほうが時間を無駄にしているんでしょうね。
【ジェイソン】そうなんです。会社で働いていても、結構無駄って多いですよ。よくあるんですけど、「こういう資料を作ってくれる」と言われて、「これは、どこでどうやって使うんですか」と聞いたら、「いや、決まってないけど、まあ念のため」とかね。「嘘だろ! じゃあ、作らないよ」って断わらなきゃダメ。人生の貴重な時間を使って無駄なことをしないことですよ。――それは日本とアメリカの風土の違いかもしれません。上司に無駄なことを指示されたときに断ることが許される風土が、アメリカにはあるのですか?
【ジェイソン】いや、その質問おかしいよ。超おかしいよ。言い方を変えると、日本の会社は上司が部下に無駄なことをさせているのをわかっているのに、それを断る人を怒るんですか? 日本人のそういう感覚は本当にわからない。無駄なことを断わるのは当たり前じゃないですか。なんで断れないんですか。Why Japanese people? 不思議でしょうがないですよ。目上の人が頼んだからといって、無駄をする方が正しいんじゃ、会社は破産するよ。そんなんだから台湾の企業に買収されるんだよ。やめろ。
・・・
このあとも勉強法の話が続きます。
無駄な仕事を指摘してみた結果
先週末、自分の仕事が終わってしまい、また隣の部署の仕事を手伝うことになりました。
厚切りジェイソンさんも無駄な仕事は断ったほうがいいと言っていたなぁ~
と思い、とりあえず無駄だと思う仕事について、なぜやるのか聞いてみました。
隣の部署の私より少し若い女子社員のAさんが仕切ってやっている仕事です。
無駄だと思う点と改善案を話したら、
「こだわっている点が一つあるのでそれは変えられないけど、他は提案通りやってみようか~」
「たまには他の人に手伝ってもらうと気づかないことがわかっていいね!」
とAさん。
ん?
Aさんって、意外と大物か?
なんて思ってしまいました。
同じ部署の女性上司や実家の両親が心配していたことはなく、あっさり応じてくれましたから。
これで、無駄な仕事をしないで済みます。
まとめ
日本では上司に対して無駄なことを指摘しにくい雰囲気があります。
無駄なことだけでなく、悪いことをしていてもそうです。
今回は、Aさんが思っていたよりも器が大きかったので、問題なく改善できそうですが、以前は上司の不正を指摘して、自分も辞めることになってしまったことがあります。
それは、
の記事に書きましたが、このときもずっと不正をしていたKさんのことを、誰も園長先生に言わず、我慢して体を壊す人続出でした。
厚切りジェイソンさんの言葉を借りれば、
Why Japanese people?なのです。
日本の終身雇用制度によって、上司にモノを言いにい風土があるのかもしれません。
でも、私のように失うものがない人は指摘できます。
失うもののないおばちゃんは恐ろしいのです。
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