子ども達が家で話す先生の教え方の話です。
物理の先生
長男が高校生のとき、理科は物理と化学を選択していました。
物理は難しいだけに、先生の教え方が重要になってきます。
高校2年のときの物理の先生がわかりやすかったのに、3年になるとき異動でほかの高校へ行ってしまいました。
次に来た先生は新卒。
長男は、
「やばい、今度の物理の先生の授業、わかりにくい~。」
と言っていました。
大学受験を控えているのに大丈夫かなぁと心配していましたが・・・
徐々にその先生の教え方に慣れ、大学受験前には「大丈夫だ。」と言うようになりました。
その後、長男は大学に進学。
その春、下の子の高校のPTA総会で、長男と同級生のお母さんと隣の席になりました。
同級生も地方国立大学。
その子が物理でいつも高得点をとる話はよく聞いていました。
そのお母さんが、
「うちの息子は、高校3年のときの物理の先生がすごくわかりやすくて、その先生のような物理教師になりたいんだって。」
と言うではありませんか。
「え~、うちはその先生の教え方がわかりにくくて困っていたよ。後半はわかるようになったらしいけど・・・」
と話したら、
「ほんとに?うちは、高校2年のときの物理の先生の教え方がわからなくて困っていたよ。」
って。
「え~、うちはその先生、めちゃめちゃわかりやすいって言ってた。」
と話したんだけど、同じクラスで同じ授業を受けてもこの違いです。
ちなみに、センター試験の自己採点結果は確か同じくらいだったと思います。
国語の先生
下の子は現在高校生。
1年のときの国語の先生が、2年では古典を教えているらしく、
「国語の教え方はイマイチだったけど、古典はすごくわかるよ~。」
と話します。
「教え方が上手くてね。今やってる『山月記』も面白いよ。」
なんて言いながら、山月記の音読を楽しそうにしていました。
教え方
先生の教え方の評判は、生徒によって全く違うので評判通りではないかもしれません。
また、先生も教科内でさらに得意な分野があるのかもしれません。
少し前の記事でテストの順位がトップの子にはトップなりの悩みがあるらしい。のトップ校での物理の先生の教え方は、
「上手いかどうかより、とにかく眠くなる。」
と話しているそうです。
ただ、この子の場合、教科書を読めば理解できるので先生の教え方は、それほど問題ではなさそうです。
逆に勉強が苦手な子は、どんなに教え方が上手い先生でも理解できていない可能性があります。
そう考えると、我が家みたいな中間層が先生の影響を強く受けるのかもしれないですね~。
相性のよい先生と多く巡り会えるといいなぁと思っています。
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