長男が小学校に入学と同時に、結婚前に新製品開発していた会社に出戻りし、パートタイムで働き始めました。
始めは7時間半勤務でしたが、4年目からは半日勤務に変えてもらいました。
その理由は2つありました。
会社
1つめは、その会社に魅力を感じなくなったことです。
以前は、その部署は技術系の人を集めていました。
けれども、消費者がどのようなものを望むのかは営業の人のほうが敏感にわかるのではないか?
ということで、徐々に営業系の人を集めるようになっていきました。
製造の立ち上げをする部署に製造を知らない人が上司か・・・
なんて思い始めたことと、
子どもと過ごす時間を大事にしたい、
という気持ちから短時間勤務に変えてもらうことにしました。
そして、その1年後の契約更新の時期に上司から
「更新できなくなった」
と言われたのです。
ちょうど会社の経営状況も厳しくなっていたようで、ほかの契約社員も切られていました。
そのとき私の契約を切った上司も、新製品開発の現場の経験がなく営業からきた人。
前記事の勤務中に指を怪我した私に、
「なんで労災にしてしまったの?」
と言った当時の総務部長の息子でもあります。
この親子とは相性が悪かったのかもしれません。(苦笑)
送別会のとき、その上司が、
「お子様が中学生になって、長時間勤務できるようになったら再雇用します。」
などといい加減なことを言っていました。
「一番怖いのは、会社を辞めた人が我が社の製品を買わなくなること」
と他の人に話しているのが聞こえました。
その話が聞こえていなくても、社員でなくなった時点で普通の消費者になりますから、他社製品のほうが優れていればそちらを買います。
自分の手がけた商品も買わないかな?
自分でもっといい材料を使って作れるから。
この会社の後の勤務先でも、半日パート勤務しかしていません。
子ども達も大きくなったので、そろそろ長時間勤務できますが、今度は使ってくれるところがなくなってくるものなのです。
子どもとの時間
子どもとの時間を増やしたい気持ちが、短時間勤務を望んだ2つ目の理由です。
自分の子供時代
自分が保育園のころからずっと両親共働きでした。
保育園の迎えは最後のほうで、保育士さんと一緒に外で母を待っていた記憶があります。
小学生のころは鍵っ子でした。
色々な友だちの家に行って遊んでいたので、寂しいと思うことはなかったです。
「困ったことは親に相談すれば良い」
ということは全く思いつきませんでした。
だから、私の親は私の困り事のほとんどを知らずに今もいます。
ということは全く思いつきませんでした。
だから、私の親は私の困り事のほとんどを知らずに今もいます。
学校の先生には「いい子」と言われていました。
大人の言いなりで「自分の意見がない子ども」だったと思います。
大人の言いなりで「自分の意見がない子ども」だったと思います。
高校のときの古典の教師に授業で質問されたのが、自分に似ているなぁ、と思った人物のことでした。
「この人(古典の登場人物のこと)はどうしてこのように言ったと思いますか?」
と聞かれ、
「自分の意見がないからだと思います」
と答えたことを鮮明に覚えています。
古典の教師は、私がそういう人物だとわかって私を指したのだと思います。
母は自立させるようなことを教えず、いつまでも小さな子ども扱いで親の意見を押し付けていました。
それに妹は気付き反抗していましたが、そうすると母の風当たりが強くなり家でくつろげなくなる上、進学まで影響しました。
母と違う子育て法
とにかく、母と同じ子育て方法では失敗する。
そういう理由で、長時間勤務をしての子育てをやめてみることにしました。
金銭面は、結婚が遅かったので貯蓄も少しありました。
将来の進学時には困りますが、その時点では問題ありませんでした。
金銭面は、結婚が遅かったので貯蓄も少しありました。
将来の進学時には困りますが、その時点では問題ありませんでした。
長時間勤務で母に夕方子ども達を見てもらっていましたが、自分と同じ道を辿るのではないかという不安が出始めていました。
私たち姉妹から見れば、子育て中の母は欠点だらけの家事育児でしたが、自信があって後悔はしていない母。
私が長時間パート勤務をしていたときに長男が、
「ばぁばじゃなくて、お母さんにいてほしい。」
と言い出しました。
孫にまで自分の考えを押し付け始めていたのです。
母(ばぁば)の良いところだけを子ども達に学ばせるのにはどうしたらよいか・・・
孫にまで自分の考えを押し付け始めていたのです。
母(ばぁば)の良いところだけを子ども達に学ばせるのにはどうしたらよいか・・・
長男の言葉を機に、短時間勤務に変えてもらい、母と少し距離を開けてみたのです。
これによって、長男と母(ばぁば)の関係は良くなりました。
大学生になった今も長男は母(ばぁば)に遠慮せず色々頼み、母(ばぁば)はそれに喜んで応えています。
これによって、長男と母(ばぁば)の関係は良くなりました。
大学生になった今も長男は母(ばぁば)に遠慮せず色々頼み、母(ばぁば)はそれに喜んで応えています。
私の方も短時間勤務にしたおかげで、子ども達の成長を見守ることができ、
「お母さんと一緒にいたい」
と言ってくれる貴重な時間を共にすることができました。
まとめ
あと少しで子ども達は親離れし、私も子離れしていく時期になります。
子どもの小さい頃に一緒に過ごした時間が多かったので、お互いすんなり離れられると思います。
子どもの小さい頃に一緒に過ごした時間が多かったので、お互いすんなり離れられると思います。
これから先は大人同士の付き合いになっていきます。
私自身が未熟な人間ですので、今後も子ども達と一緒に成長し続けたいなぁ~
と思っています。
と思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿