2017年6月12日月曜日

少し毒のある母親に育てられた姉妹の子育て。


土曜日は妹とランチ。

一人で済む用事がありましたが、妹を誘うことにしました。

その後、食事をしながら久しぶりにゆっくり話をしてきました。

妹は、少し前に書いた海外旅行時の空港でのトラブル。大学生の姪の話。の母でもあります。


私たちの母親は、少し毒があったように思います。

同じ母に育てられても受け取り方が違ったことに、それぞれが子育てを始めてから気がつきました。

そのことについて書きたいと思います。



習い事

習い事についての考え方は妹と逆でした。

妹は塾に行きたかった人。

私は行きたくなかった人。

母は、私には行っていいと言い、妹にはダメだと言ったらしい。


母に聞くと、妹にダメだと言った記憶がないらしいので、どちらの言っていることが正しいのかわかりませんが、私たちが塾に行っていなかったのは事実です。


妹の方針


だから、妹は子ども達に小さい頃から塾へ行かせました。

姪は塾が好きで、高校までずっと通っていました。


現在、地方国立大学生。

前期に受けた難関大学は落ちて挫折の経験はあります。


ただ、英語は得意で好きなので、海外旅行やバイト先で外国人が来たときに役立っているようです。

このような結果をみると、早期英語教育をさせたほうがよかったのかなぁ?と思ってしまいます。



一方、甥は塾が嫌い。

それをママに言えず、3つも塾に行っていました。

甥が小学生の頃、母(おばあちゃん)のところに遊びに行って描いた絵は、自分は鳥で空を自由に飛び、ママにフンを落とすというものでした。

そして、

「塾は地獄だよ。」

と話していたそうです。

この甥は、小学校高学年のときから精神的に病んでしまいました。


その後、甥のことが原因で母と妹は会わなくなりました。



私の方針


私は甥と同じタイプなので、甥の気持ちはよくわかります。

子ども達も塾を嫌がるので、受験の直前に短期で行ったことがあるだけです。

それも、子ども達が納得して行きました。


私の場合、母の悪影響があったのは部活で、入りたい部活を反対されたことが2度ありました。

そのとき、仕方なく入った部活は続かず。

自分で決めたことなら自分が悪いと思うのですが、人に強制されてやったことで失敗すると人のせいにします。

だから、子ども達には意見やアドバイスはするけど、強制はしないようにしています。



進路

私たち姉妹は、たぶん経済面だったと思いますが、高校は絶対に公立へ行くように言われていました。

静岡の公立高校の受験は1度しか受けられないので、落ちるわけにはいきません。

だから、ランクを落とすことにしました。


短大へは行かせてもらえましたが、自宅から通える範囲なので自分の得意分野は生かされませんでした。

妹は短大さえも行かせてもらえなかったので、今だに学歴にこだわっています。

「姉さんは短大に行けてよかったね。」

と言われると何も言えなくなります。


子ども達には、経済面を気にしないように進路を選ばせるようにしました。

これは姉妹同じ考えです。


ただ、最近は学歴より実力だと思っていますが、妹は学歴にこだわっています。




まとめ


母は世間体を気にする人なので、子どものことを本当に考えてしてくれたことは少なかったように感じました。

そして、考えを押し付けるところがあります。

でも、人は変えられないので、それを反面教師として自分たちの子育てに生かすしかありません。

姉妹でも全く同じようにしてもらったわけではなく、母に対する考え方も少し違います。


子育ての良い見本を見ていないので手探りでしてきた私たち。

完璧な子育ては難しいけど、自分がそのとき一番良いと思った方法でこれからも育てていきたいと思っています。

まずは、自立できるようにすること。


そして私は、

「産まなければよかったじゃん!」

と母に言ったことがありますが、


子ども達には、

「産んでくれてありがとう。」

と言ってもらえる日がいつかくるといいなぁと思っています。


自分がそう思っていないから手探り状態ですが、それが私の子育てのテーマでもあります。



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