今年のGWのパート仕事の勤務日数は去年より少なくて嬉しい。
パートの人数が一人増えてホント良かった。
それでも数日は出勤。
GWはいつもより倍は忙しいから、正直私にとって今年もゴールデンなウィークではありません。
長男も帰省予定ですが何日滞在するかは未定。
帰ってきても殆ど家にいないと思われます。
今年のGWはそんな感じで、普段と変わらない過ごし方になりそう。
若い頃…子ども達と同じ20代前半のこの時期はどうしていたのか?
今思えば、コロナなどもなくバブルだったし当時はそれなりに色々悩みもあったけど幸せだったのかもしれません。
会社の10才くらい年上の上司のKさんと一緒に、Kさんの友だちのヨットに乗る事が多かったです。
もちろん持ち主の友だちも来るし、同じ部署の人や取引先の人も誘っていました。
高中正義さんの「ブルーラグーン」が似合うGW。
私は大抵暇だったのと、ヨットに乗るのが楽しかったので、ヨット優先で予定を入れていたと思います。
ヨットと言ってもディンギーで小さいので大体2人で乗っていました。
ヨットには順番で乗せてもらい、待っている間、Kさんの子どもの面倒を同僚たちでみていました。
2才くらいで可愛い男の子でした。
奥さんは妊娠中か出産直後で来られなかったから連れてきていましたが、ある日、ちょっと目を離したらその子がいなくなってしまったのです。
数人でみていたので誰かがみているだろうと誰もが思ってしまった隙に…だと思います。
Kさんも含めて皆で探し回って・・・
結構離れた建物の横に座り込んで虫を見ているところを発見しました。
いや~ホント見つかって良かった。
小さい子どもは思わぬところに行ってしまうので、海や山では特に注意した方がいいとその時思ったのでした。
そうそう、ヨットの操作はKさんがやってくれるので、私たちは船上で海風やスピードや景色を楽しむ専門。
時々帆を返す時は「タックするよ」という合図で移動してヨットの片側に寄ります。
その移動が遅れるとヨットが倒れて海に落ちてしまうので注意。
何度か落ちましたが、ライフジャケットを着ているので浮くし、GW頃の静岡の海はさほど冷たくなかった覚えがあります。
ただ、海からヨットに登れない・・・
Kさんがヨットを起こして乗り、その後、引っ張り上げてもらうのです。
一人でディンギーに乗るなら腕立てや懸垂で腕力を鍛えないと、こういう時に困る。
高校の上級生の女子でヨット競技をやっていた人がいたけど、自分がちょっとかじってみて改めて凄かったんだなと思ったのでした。
海に落ちると腕力がない人は登れない…
というので思い出したのは、父が趣味の釣りで漁船(クルーザー)に乗っていたとき大型船に突っ込まれた時があって、その衝撃で父は船から放り出されたんだけど約70才だったので登れなかったと言っていました。
あともう一人放り出されて海に落ちたそうです。
ライフジャケットは着ていたのでまだ良かったのですが。
たまたま放り出されず船に残った人がいてロープを投げてもらい登れたと言っていました。
父たちは大型船が近づいてきたけどまさか衝突するとは思っていなかったらしく、いよいよぶつかると思った時には船を固定させていた錘のロープを切るのがやっとだったそうです。
それが切れていなかったらもっと大きな衝撃だったと思われます。
その事故後、そのクルーザーの持ち主が船を買い替えた時には、全員落ちてしまっても登れるように梯子をつけて、突っ込まれそうになった時に知らせる汽笛を付けたそうです。
海は楽しいけど怖い事もあります。
海だけでなく自然の中で遊ぶのは好きでしたが甘く見ないようにしよう…と思うようになりました。
それでもトラブルはありますけど…。
最近は自宅に籠っているので忘れかけていましたが、自然の中で遊ぶのは楽しいので、また無理のない程度に出ていきたいと思います。