2017年12月10日日曜日

高校の修学旅行に行けなかった親が子ども達の修学旅行で思うこと。



この時期、県内の高校は修学旅行に行くところが多く、我が家の娘も行ってきました。

行き先は海外。

この辺りの他の高校の行き先も海外というのはよく聞きます。


旅行中、「フライトレーダー24」というので世界中の飛行機が現在どこを飛んでいるのかわかるので、娘の乗った飛行機が今どこにいるのか、とか、無事に着陸したか、をパソコンで見ていました。

少なくとも飛行機は大丈夫だった、という確認ができるだけでも便利な時代になったものです。


娘は機内でも「君の名は。」を見たそうです。

トータル何回、見たのでしょう。笑


スマホを持っていけばすぐに連絡できるからそこまで気にしなくてもよいのですが、娘は持っていきませんでした。


学校で「スマホは自己責任で持って行ってもいいです。不必要だとは思いますが。」と言っていたし、普段のLINE相手が一緒に旅行しているのだから必要ないと思ったのでしょう。

親には連絡する気ナシだし。



代わりにSIMがささっていない中古スマホを持っていき、写真はそれで撮ってきました。

ホテルにWi-Fiのフリースポットもあったようなので連絡可能なのに、うちには一切連絡してきませんでした。

連絡がないのはトラブルがない証拠。

帰宅予定時刻は学校からのメールでお知らせがきたので、困りませんでした。

お土産話が楽しかったです。


何にしても、無事、修学旅行に行ってこられてよかった~

私と夫は高校の修学旅行へは行っていませんから。


今年はレモンが豊作!

夫は部活の試合が重なって修学旅行に行っていません。


私は途中まで行きましたが、急病で帰宅しました。


というか、朝、すでに調子が悪くて吐いていたし微熱がありました。

「修学旅行はやめるよ。」

と言ったけど、母が、

「高校の修学旅行は行ったほうがいい。」

と言って、かかりつけの病院へ行って診察時間前なのに診てもらうことに。

「この症状は多分虫垂炎です。痛み止めの注射を打っておきます。」

と言われ太い注射を打ってもらいましたが、全くお腹の痛みと気持ち悪さは治まりませんでした。


あの頃の私は、親に逆らうこともなく言いなりでした。

そして結局、当時若かった女教師と一緒に帰ってくることに。

その教師には一昨年、同窓会で会った時にお詫びしました。

もちろん、その出来事は覚えていて「大変だった」と話していて申し訳なかったです。

でも、謝れてよかった。


みんなが旅行中、入院したわけですが、そこの医師に、

「なんで修学旅行に行ったの。こんな症状があったのに・・・」

と呆れるように言われたのを覚えています。


いろいろな人に迷惑をかけて、呆れられた苦い思い出。


そうやって少しづつ、親の言う通りにしないほうが良いこともある、と思うようになっていきました。

よく考えれば、そんな状態で修学旅行に行ったら、たとえ注射を打ってあっても、皆に迷惑をかけるかもしれないし、体にも悪い。

親の気持ちはわかるが、自分の体は自分がよくわかっていたのだから、無理なら無理と強く言えば良かったんだ・・・

と、そのことがあってから考え方が変わりました。


子どもの中には自分の気持ちが親と違う場合、たとえ高校生や大学生になって大きくなっていても、親の言う通りにしようとする子がいます。


それを、世の中の大人たちは知っていたほうがいいと思います。



そんな苦い思い出がある親として、子ども達が無事に高校までの修学旅行に行かれるように健康管理には気をつけました。

これで、一安心。

子どもを産んでからずっと気にしていた重荷がなくなって、ほっとしました。

まだ、来年度、もっと重い大学受験が待っていますが・・・

ただ、受験の方は臨機応変に対応できるので修学旅行よりは気が楽です。私の場合は。(^^)

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