2019年10月29日火曜日

親は勝手に産んだだけ、という高学歴ニートさんの話で思ったこと。


少し前、林修先生の「初耳学」で高学歴ニートに橋下徹さんが熱血授業をするというのがありました。

過去に林先生や古舘伊知郎さんの授業を見たこともありますが、高学歴ニートさん達がなかなか手ごわくモヤっと感が残った覚えがあります。


橋下徹さんのは、全体的にすっきりして面白かったです。

一点だけ気になるところがありましたが・・・


「燃焼」というキーワードで行った授業は、わかりやすく説得力がありました。


IT企業に入社し合わなくてすぐに辞めた人(高学歴ニート)がいて、

頑張って続けたほうが良かったのか?

でも、続けていたら自殺したかもしれない・・・


と話した人に橋下さんが、

「嫌なことはやめたらいいって。どんどん変えればいい。今はいろんな選択肢があるからバンバン変えたらいいじゃん」

って。

ただ、それができるのは橋下さんの経験上、35才までらしいけど、とにかく燃焼できる場所をどんどん探さないと!

っていう感じでした。


好きなことを突き詰めてお仕事している人も沢山いますよ、とも言ってたなぁ~


うちの娘も絵を描くのが好きで、大学生なのでそれに没頭できるのですが、そうすると絵絡みのバイトの紹介があったりします。

講義の関係上、その仕事は受けませんでしたがチャンスは転がってきますね。


「嫌なことはやめたらいいって・・・」

という言葉、独身時代は一つの会社に長く勤めたので、優秀なのに辞めていった同期たち(多数)の本当の気持ちがよくわからなかったのですが・・・

要は、その会社では橋下さんの言う「燃焼」ができなかったのでしょう。


結婚退職し子育てが落ち着いてから色々な場所でパートをしましたが、全く合わない場所があることを知りました。

これって、受験の滑り止めを低めに設定しすぎてそこへ入ることになった時の感覚に似てるかも。

どうしようもなくつまらない感じ。


逆にレベルが高すぎる中に入ってしまった時もそうですね。


多分、同期たちはつまらなかったんだろうなぁ・・・

実際、もっと良さげな会社に転職してたし。


「燃焼」できる場所を探してチャンスがあったら掴む。

それには行動しないと見つからないし、掴む力も必要。



ちょっと気になった点は、ニートの中に「親は勝手に産んだだけ」と言っていた人が数人いたこと。

橋下さんは、お母さんが命がけで産んだことや、育てるのに膨大なお金がかかることを話していましたが、多分、そう思っている人たちは、だったら尚の事、産まなければ良かったのでは?

と思うのではないでしょうか・・・?

ニートさんたちは、そうは言っていませんでしたが、実は私もそれはよく思ったことです。

「育ててやったのに・・・」ということを親に言われてしまうとね・・・

恩着せはダメです。



自分が親になってみると、産むっていうのは生物の自然な出来事で深い意味は無いのではないか?

と思うようになりました。


だから、生まれてしまったからには頑張って生きるしかないんですよ。

親も子も選べない。


できれば、もっと美人でスタイルが良く生まれたかったし、頭の良いイケメン男子が良かったとか夢を見ますが、それなら別人だし。

仕方ないから、今、目の前の出来事を受け止めてその条件の中でよりよく生きていくしかないのかな?

って思います。


我が家の子ども達も持っているものを更に強くして、好きなことを沢山見つけて楽しく生きていって欲しいなぁ~



あのTVに出たニートさん達は、行動力があるからTVに出てきたわけで、これからチャンスが沢山あるかもしれないですね?!


それにしても橋下徹さんのパワーは凄かった。

面白い授業でした!

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