2019年10月6日日曜日
頑張っている子にそれ以上を求める親。
先日、友人からLINE。
友人の子のIちゃんが、夏に超難関大学の模試を受けたら酷い結果だったという話。
凡ミスで大量に点が失われたらしい。
このままでは超難関大学に落ちてしまうという焦りから、友人が色々注意したら泣きながら学校の補講へ行った・・・と書かれていました。
Iちゃんの話は友人からよく聞くけど、家ではずっと勉強しているらしい。
もちろん、テレビや映画など殆ど見ずに・・・
それはIちゃんが自主的にやっていることで、塾に行かずにトップ進学校のトップ集団にずっといるのもその努力があってのこと。
そんなに頑張っている子にこれ以上何を求めるのだろうか?
夏前までは部活をしていたから(割と緩めの運動部)時間は取られていたわけで、引退後の頑張りの結果はもう少し後に出てくるからまだわからないけど・・・
ただ、夏休みはそういう子が沢山いて、特に運動部だった男子の体力は凄い。
うちの長男も激しいスポーツをしてきてからの引退後の成績の伸びは大きかった。
長男も含め同じ部活の子たちはタフ。
長男の部活の先輩の中には超難関大学へ行った人もいるわけで、Iちゃんがどこまでこういう人たちから逃げ切れるか?
というように感じます。
Iちゃんとは比べ物にならないくらい下の成績からのスタートだった長男を例に挙げても、結果は地方国立大学だから友人に対して説得力はないけど。
凡ミスは、このIちゃん、中学の時には全くと言っていい程なくて、定期テストはほぼ満点でした。
そんな子が高校のテストや模試で凡ミスをするようになったのは余裕が無くなったからかもしれません。
問題数多いし。
私たちからすれば凡ミスなんて当たり前みたいな話だし、友人も学生時代は多分そうだったと思うのですが、子どもが出来過ぎて麻痺しちゃっているのかも?!
そう言えば先日、妹と話していたら「お母さんは麻痺している」と現在大学院生の姪に言われたらしい。
聞けばTOEICのテスト結果があと少しで900点だった話を姪がしたとき「次はとらないと!」と言ってしまったんだとか・・・
「うちなんか500点取れたって親子で大喜びしていたくらいだからね」
と姪の凄さを教えてあげたら「そうなんだね」と妹が納得していました。
子どもが頑張っていい結果を出していると、親は子どもがもっと頑張れば更にすごい成績が取れると思ってしまうものなのか?
いや~こわい。
でも、親のそんな言葉がバネになって更に子どもが頑張ることがあるかもしれないし、
自分の基準で考えてはいけないので、友人は友人のやり方でいけばいいと思うのですが・・・
どんな結果になるか?
応援しながら見届けたいと思っています。
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