2018年8月31日金曜日

高校生の孫に「帰って」と言われた母。


私の母、ちょっと毒のある母ということを過去記事に書いたことがあります。

もちろん長所もたくさんあります。

ありますが・・・毒の部分は、子どもの自立を阻む毒と言えます。


子ども時代は毒だと気づけないところが親の毒の怖いところです。


部活や進路を決めるとき、やりたい部活、行きたい進路を否定され、変更したことが何度かありました。


それが納得いく理由ならよいのですが、ここには書けないくらい変な理由なのです。


もし母に男の子がいたら、大変なことになっていたでしょう。



今思えばひどい親でしたが、それが子どもの頃にわかったところで逃げ道はないのですから、これも運命。


自分の子ども達には自分の進路は自分で決断させよう!

そう思っています。



先日、母がうちに来たとき、高校生の孫(私の娘)の好きなアニメキャラクターを見て「きたない」と言っていました。

それも何回も。


その後、娘と何の話になったのか、我が家の相続の話になって、

「この家はお兄ちゃんのものになるからね。長男だから。」

などと、勝手に私の家のことを決めていました。


(夫と私が建てた家なんですけど・・・)



そうしたら娘、

「ばぁば、帰って」

って。


それ以降、母は我が家に来ていません。


そのとき私は夕食を作っていたのですぐに気づかなかったのですが、娘が泣いていました。


あ~あ、孫を泣かすって何なのよ~

大人気ないなぁ・・・


と思いながら娘を慰めました。

幼い頃の妹と娘が重なります。


妹には反抗期がありましたから、母に何度も泣かされていました。



「ばぁばは、年寄りで何年も生きてきたのに人の気持ちがわからない」

と、先日、私の妹が来たときに娘が話していました。


「○○ちゃん(娘の名前)『帰って』って言っちゃったんだ。おばちゃんちはね、そんなこと言ったら大変なことになるから言えなかったんだよ~」

と妹。


そう、妹は「だんまり&部屋にこもる作戦」でした。

何をやったところで親には敵わないのですが。


母は子どもや孫に反抗されるのを極端に嫌います。

そして、自分は絶対に間違っていないし悪くない。

そう思っているように見えます。


これが自分の親かと思うとがっかりします。


ただ「私の中にもそういう部分があるかもしれない」ということ。

それは、忘れないようにしないといけません。


その上で「いい人」を見て年を重ねていきたいなぁ~と思っています。

世の中にはお手本になるような「いい人」がたくさんいますから。

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