2018年8月26日日曜日
「ONE PIECE」をおばさん(私)の角度から見る。
先日、長男は大学のある県に帰っていきました。
9月にまた来るようです。
昨夜は「ONE PIECE」の「エピソードオブ空島」を娘が見始めました。
長男が帰る前に受験生である妹を見て、
「やばいね」
と言うほど勉強していませんが、とりあえず多めに出ていた宿題は、ほぼ終わったようです。
「ONE PIECE」は、長男が保育園のころレンタルビデオで見始めました。
娘が見始めたのは数年前からで、「空島」のところはしっかり見ていないそうです。
私は長男が見始めたころは、主人公の男の子の腕が伸びる変なアニメだなぁ~と思っていましたが、ある日、ちらっと見たら丁度胸熱の話で、それ以来ずっと見続けています。
こういう通りすがりの・・・
見る気がなかったのに、とか、やるつもりはなかったのに、見たりやってみたらハマってしまうものはタチが悪い。
家事をおろそかにしたり(必要最小限はやりますが)、寝る間も惜しんで見てしまいます。
気をつけていますが、その後うっかり見てしまった海外ドラマの「24」や羽生選手の演技(男子フィギュアに興味はなかった)は沼に落ちました。
それぞれ違うタイプですが、多くの人が「良い」とか「面白い」と言っているものは本当にそうなのです。
「ONE PIECE」の魅力や面白さは一言では言えません。
話が長いので物語が複雑に絡み合っているし、題名でもある「ONE PIECE」という「ひとつなぎの秘宝」とは何なのか?
それを主人公のルフィがどのようにして手に入れ「海賊王」になるのか?
という謎がまだ解けていませんからね。
大きなことを成し遂げるには一人ではできないこと、仲間が信じあいそれぞれの得意分野をいかして全力で戦っていくところなど、子ども達も自然に学べるかもしれません。
行く先々の国の問題などに巻き込まれるわけですが、主人公のルフィーが核心をつき解決していく度に感動します。
その問題が深いほど胸熱、号泣。
そして、この物語の魅力は何と言っても登場人物です。
特に悪役は、これまで出会ったことのある人たち(主に上司)の中に似ている人がたくさん出てきます。
身近におこる人間模様や出来事が「ONE PIECE」と重なるのです。
50年以上も生きていると様々な経験をしているわけで、
あー「クロコダイル」みたいに部下を信用しない上司がいたなぁ~とか、
「バギー」みたいに実力はそれほどないのに何故か部下に頼られている上司がいたなぁ~とか。
おばさんの角度から見ても面白いアニメなのです。
昨日の「エピソードオブ空島」は2時間にまとめられてかなり端折られてしまっていたので、本当の面白さがわからなかったかもしれません。
興味のある人は原作をしっかり見ることをおすすめします。
そして今、興味を持たないほうがよかった受験生の娘が原作のアニメを見始めてしまいました。
「空島」のところだけだけど。
あ~その時間、英単語を覚えたほうがいいんじゃない?
と言いたい。
大丈夫かなぁ~うちの受験生・・・汗汗
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