西日本豪雨の被害が大変なことになっています。
ニュースを見ていて思ったのが、自分がその場に暮らしていたら逃げただろうか?
ということ。
しかも、水害にあったことが無い所だったら、家に留まってしまったのではないかな?
と。
七夕豪雨
静岡でも昔、七夕豪雨というのがありました。当時、我が家は借家で平屋でしたので床上浸水。
でも、逃げたのは両親の胸あたりまで水がきた時で、小学校低学年だった私たち姉妹は親におんぶしてもらい、近くの二階建ての宿泊施設に避難させてもらった記憶があります。
そこまで水が来てようやく逃げたのです。
その後、両親が建てた家はまたまた土地の低いところで、多分、安かったんだと思うのですが、大雨のたびに車を移動させていました。
車は避難させても自分たちは避難せず。
頻繁に水の被害が出る所ででも、です。
だから、そうでない所なら尚更、避難は難しいでしょう。
(今は水害の起こらなそうな所に家を建てて住んでいます)
津波
東日本大震災の時、津波が来るまで避難をする時間があったのに逃げ遅れた人たちがいました。でも、それも後から言えることで、その場にいたら、
まさかここまで来ないでしょう?
と思って逃げなかったかもしれません。
今、働いているところも津波の心配があるところですが、すぐに逃げられる自信はありません。
自分だけ逃げてしまっていいのだろうか?
という思いが避難を遅らせそうです。
学校のいじめ
子ども達は多分なかったと思いますが、学校で酷いいじめにあった場合。以前、勤務していた上司の話は話し方が上手いからか印象に残ることが多くて、その中の一つがいじめのことでした。
その上司の話を聞くのは、大体、試食会のとき。
その時も、若い美人社員達に話しているのを横で聞く感じでした。
いじめられて亡くなった子のニュースの話題で、その上司の子どももいじめにあったことがあるという話から、
「あまり(いじめが)酷かったら、転校も考えたほうがいいですよ。」
と上品に話していたのが、記憶に刻まれました。
丁度そのころ、長男が小学校低学年。
私の知るところではいじめは無さそうでしたが、もしそうなった時に転校したかな?
と思います。
そうなったら、妹まで転校しなければならなくなります。
または、別居?
それまでの生活を変えてまで逃げるというのは、実はすごく難しいのではないか?
と思うのです。
でも、そうして躊躇している間に事態が悪化していく・・・
逃げるタイミング
以前、釣り船で事故にあった人の話と正常性バイアス。という記事を書いたことがありますが、これも逃げ遅れたために起きた事故の話。
逃げ遅れたけど、逃げ始めていたので死者も出ず大きな事故にならずに済んだようですが、
「もっと早く逃げれば良かった」
と、事故にあった人が話していました。
まさか衝突するわけがない。
その「まさか」が逃げるタイミングを遅らせてしまうのです。
簡単そうで難しいのが逃げること
もう少し様子を見てみよう、とか、
今の生活を変えたくない、
とか、
まさか、、、
と思っているうちに状況が悪くなっていく。
そして、何か起きてしまってから逃げ遅れたことに気づく・・・
「逃げる」ことって簡単そうで難しい、
ということを日頃から意識しないといけないのかもしれません。
西日本豪雨の復興をお祈りいたします。
私ができるのは募金することぐらいしかありませんが・・・
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