2018年7月5日木曜日
勉強のやる気は出ないが大学受験の心配はしているらしい。
高校3年生の期末テストも結局勉強せずに終わったか・・・
ただ、本人曰く「授業はしっかり聞いてきている」らしい。
そして、大量に出る宿題も期限ぎりぎりに何とか間に合わせている。
宿題はもっと早くやればいいのに、
「あー間に合わない」
だとか、
「なんでこんなに沢山宿題を出すのかなぁ・・・もう~怒」
と言っているので、
「いいじゃん、『宿題、できませんでした』と言ってやらずに行けば!笑」
と言うと、
「叱られるのは嫌だからやってるじゃん」
とブーブー言いながら、ほとんど寝ずに仕上げて行く日もありました。
多分、授業がわかりやすいことと、宿題という強制勉強は娘のような人間には必要で、それらのおかげでそこそこの点が取れてきたのでしょう。
でも、流石に高校3年になると甘くない。
しかも、若いとはいえもっと若い頃より記憶力が落ちてきたと感じるらしく、前回の中間テストでは順位を落とし始めています。
それなのに、やる気が出ない。
それで先日、部活の先生に相談したようです。
正式な相談というより、雑談という感じ。
勉強のやる気がでないこと。
大学にどこも受からなかったらどうしよう・・・
ということ。
その女の先生は、娘の話からして私と同年代かもう少し上かな?という感じ。
その先生、
「大学に受からなくても死んじゃうわけでもないから。」
と言ったそうで、娘は、
「先生のおかげで気が楽になった!」
と、晴れやかな顔で帰ってきました。
勉強をする気が起こらないのは何らかの理由がある。
というようなことも付け加えて言ったそうで、又聞きだけど先生が言いたいことは何となくわかります。
ただ、普通に聞くと、先生がそんなこと言っていいの?
と思うかもしれません。
けれども多分、先生はこの時、先生という立場で話したのではないと思うのです。
これまで多くのことを経験してきた一人の人間としての考えを話したように感じました。
将来を悩む若者に、そういう考え方もあるよ、と。
努力は大事だけど、努力する場所も大切。
以前も記事に書いたことがあるけど、林修さんの「仕事原論」という本に、
・・・
つまり、やみくもに打ち込めばいいのではなく、まず「正しい場所」に立たなければ、非常に効率の悪い努力をする羽目に陥ります。
とありましたが、これは仕事だけでなく勉強もそうではないかな?
と、思うのです。
この「正しい場所」を探すのにいいのが「学校」とも言えるかも知れないのですが。
担任教師にも大学受験の相談をしている娘。
担任教師も女性なので娘にとっては話しやすいらしく、こちらではもっと具体的な相談をしているようです。
夏休みには三者面談もありますが、今回の期末テストがどう影響してくるのか・・・
やる気が出なかった娘の深層心理。
親だけでなく本人もまだわからないようです。
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