2019年3月3日日曜日

心底許せる日は来るのだろうか?


先々週のテニスの後、Sさんとの雑談で、韓国との関係の話になりました。

「やられた側は忘れないから、こちらが何をしても許してもらうことは難しいだろうね・・・」

とSさん。

一方、やった側、言った側は忘れてしまうものです。

だから、まだそんなこと根に持ってるの? 謝ったじゃん!

なんて思いがちですが、受けた側の記憶は消えないと思った方がいいでしょう。


言ってしまった、してしまったら最後、相手につけた傷の痕は残るものなのです。


それは、自分がされたこと、言われたことを忘れられずに鮮明に覚えていることからわかります


そういう嫌なことを言う人とは深く付き合わないに限るし、そうしています。


問題は、これが親族の場合です。


母親が完璧な人間だと思っていた頃は、酷いことを言われても素直に自分が悪いと思い込んでいました。

結婚して親から離れ子育てしてみると、親が完璧でないどころか、毒親だったことに気付きました。

幸い私には妹がいるので、同じ思いをした二人で気持ちをわかり合えます。


妹は母を許していません。

そして、妹はちょっと難しい性格の持ち主。

それが母親の愛情不足のせいか生まれ持ったものなのか、両方なのかわかりませんが…

いろいろな出来事に神経質すぎて問題を大きくしてしまうのです。


妹のそういう部分について、もしもこちらから指摘しても、逆効果なのは明らか。

だから言いません。


その時々に妹の話を聞いてあげることしかできないのです。


母と妹は同じ市内にいても10年近く会っていないことは、過去記事に書いたことがあります。

これからも冠婚葬祭のときしか会わないでしょう。


私も母から言われた数々の毒のある言葉は忘れていませんが、近くに住んでいるので普通に接しています。

許すことができるほどの境地には達していません。

それでも、そういう人と付き合っていかなければならないこともあるのです。

スープが冷めないほどの近くに住んでいるということもあります。

そして、いいところも嫌なところと同じくらい持っているのが悩ましい。

母に対して恨みだけでなく、感謝の気持ちもあるので困るのです。


日本も許してもらえるとは思わずに、韓国側も許すことはどうしても無理だとしても、お隣さんなんだから嫌でも協力していった方がいいような気がします。

私と母みたいに。

そんな関係もアリだと思う今日この頃なのでした。


0 件のコメント:

コメントを投稿

大学受験、入学、一人暮らしを始めて1年間にかかった費用のまとめ

この春、長男は大学2年生になりました。 大学受験、入学準備、一人暮らし にかかった費用の 詳細を過去記事に分けて書きましたが、キャンパス移動も概ね無事に終わり落ち着いたので、 ここではそれらを、 「 う ー ん ! 」  (ピコ太郎さん風) とくっつけて、受験から大...