2019年2月23日土曜日

言葉を切り取ると感じ方が変わるという話。


先日のテニスの後、友人Sさんといつも通り雑談。

どんな話の流れだったかな?

池江璃花子さんの病気発表時の桜田大臣がした「がっかり発言」のことになりました。

Sさんが、

「あの発言を聞いたときはひどいと思ったけど、後で全てを聞いてみたら、最初は池江選手の体を思いやった発言をしていたんだよね。全部聞いたら思ったよりひどくなくて、言葉を切り取られるってコワイと感じたよ。

と言うのを聞いて「実は私も同じことを思ったんだ」と答えました。
富士山がきれいだったけど写真にしたら小さくなってしまいました。

公で発言する人は、どこをどう切り取られてもいいように発言するべきだとは思っています。

「がっかり」なんて言葉は確かにひどいです。

オリンピックの側に立っても、国民の殆どがショックを受けた池江選手のガンの公表時に言ってはいけない言葉だったのですが、切り取られると全文のときより何倍も悪く受け取れたのは事実。



これは前から感じていて、スポーツ選手や芸能人のインタビューも、放送時間の関係で切り取られていて、後で全文聞いたら全く違っていたことがよくあります。



そう考えてみると、ニュースなども限られた時間内に流すから、全世界全ての事件を流せるわけでもなく、ほんの一部分だとしたら、桜田大臣の発言と同じで、ちょっと違った風に受け取っているかもしれないなぁ…と思うのです。

世界のことを正しく認識していないのかも!?


人の印象もそうで、自分もテニスの仲間には(多分)温厚に思われているけど、自治会の班内の人には気が強いと思われているし、他の場所では頼りない人間だと思われてる。

全部自分で合っているけど、どれか一つだけの人でもないのです。

本当は全部見たり聞いたりして判断するべきですが、それは難しいのでは?


だから、いつも、どこを切り取られてもいいようにしていた方がいいのかもしれません。

私のように「嫌な人」と思われてもいいかな?!なんて思っている人は気にすることありませんが。



でも、やっぱり、テレビに出て発言するような人は、本当に気をつけた方が良いと思います。

Sさんが言う通り コワイ世界ですからね。


心の中にあるものは気をつけても言葉に出てしまうから、失言する人はし続けているし、そういう人って思いやりの気持ちを忘れたり、そもそも持っていないのかもしれません。

本当に優しい人は失言しませんから。


テレビって楽しいし、情報を仕入れるのにも便利で、ニュースなどは真実を報道しているけど、それが全てではないということも知って見なければいけないなぁ~

と桜田大臣の発言から感じたSさんと私なのでした。

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