2019年1月23日水曜日

努力の場所の違いによるセンター試験結果の差。


昨日は学校でセンター試験の自己採点をしてきた娘。

自宅でした結果と大差なし。


長男からLINEでセンター試験はどうだったか聞かれたので、点数を伝えたら、

「ぼちぼちだネ!」

って。


そう、ぼちぼちな点でした。


娘の場合、努力の場所が違っていて、ほぼ芸術面に力を注いでいます。


だから、センター対策はしておらず、逆にあれだけやらずにその点が取れたなら「まぁいいでしょう」という物凄い低い基準で考えられています。我が家では。


それにしても努力の差ってのが、しっかり結果に出ていて驚きました。


あまり兄弟姉妹で比較するのはよくないかもしれませんが、長男と比べるとわかりやすい。

小さい頃から娘の方が文系は強かったのだけど、センター結果は長男より低い結果となりました。

高校3年の夏休みからの勉強量が雲泥の差でしたが、まさか、国語まで長男に負けるとは思っていませんでした。


中学くらいまでは似た成績だった兄妹でしたが、努力の場所が勉強だった長男のほうが、芸術方面だけ努力した娘より高い点数を取れるようになっていたのです。

今回のセンター試験でそれが証明されたような気がします。


ただ、芸術面では我が家では娘に敵う人はいませんから、センター対策に力を入れなかった娘が悪いと言っているわけではありませんが・・・



数学に関して言えば、長男の方が小学校の頃からセンスがあったかも。

もちろん、我が家基準での話。


娘は記憶力が良く、中学生まではそれを活かしてきちんと解けるので結果は同じでしたが、ちょっと難しい問題の解き方を見ると違う。

長男は「おっ!そんな効率の良い解き方があるのか!」ということを時々していたのです。

多分、こういうところが高校の難しい数学になってきたときに差がでてくるんだろうなぁ・・・

と思っていました。


大学ではもっと難しい数学を学んでいますが、そこそこの成績なので何とかついていけているようです。


娘は芸術の方に力を入れていて、高校時代に基礎をしっかり学んだことによって、最近では驚く程の力をつけています。

やはり、何でも基礎が大事で、基礎を学ぶのは時間がかかるので根気がいりますが、一旦身につけてしまうと応用が効き、すばらしいものができるようになってくるようです。


芸術の中でも深く学ぶと自分の向いている方向、苦手な方向がわかってきて、学ぶところが絞られてきました。


例えば、運動でも競技によって成果が変わってくると思います。

野球の大谷選手がフィギュアスケートをやってもそこまで上に行けなかったかも知れないし、羽生選手が野球の世界に行ってもプロの選手になれたかはわかりません。

持って生まれた身体能力と体型は、適したところで努力をしてきたことによって、世界レベルの結果を出せているのでは?

と思うのです。

器用で、何をやってもできちゃう人もいるかもしれませんが、そんな人は少ないのではないでしょうか?


一般人は、とりあえず得意な方向に行って、更に得意な分野を絞っていくのがいいのかもしれません。


得意な分野=やりたい分野

ではないようですが、そのことについてはまた改めて書こうと思います。


今日は、センター試験結果を見て、「努力」について考えたことを書いてみました。

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