「人にしてもらうのではなく、自分でなるようにするものだよ」と言いましたが、実は言っている自分も何が幸せなのかわからない。
親がこんななので、長男もよくわかっていないと思います。
老後は不安だけど、現在、安全で食べ物も豊富にあって実は幸せなはずなのに幸せに感じないのは何故なのか?
で、昨日、テレビで加藤浩次さんがインドにロケに行ったのを見て、そこに答えの一つがあった気がしました。
コピペですが
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貧富の差が激しいインドの人たちのさまざまな暮らしを見た加藤は「幸せだと思える力がすごく大きい。お金とか、地位とか、名誉とか、家賃とか関係なく、どんなことがあろうが幸せなんだって。幸せを自分の生活の中で見つけるっていう。人との比較とかでもなく、自分が幸せだと思える力がある」と感じたと話す。
少し前、養老孟司さんのH23年の「面白く生きる道しるべ」という講演会の記録があったので読んだのですが、そこで話した小説の「シャンタラム」もインドが舞台。
これもコピペです
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「面白く生きる」とはどういうことか。
11 月に文庫本で出版される
『シャンタラム』というヘンな小説を夢中で読みました。オーストラリア人の小説家が主人公です。20代後半に離婚、娘から引き離されてヤケになり麻薬中毒になり、銀行強盗をして刑務所に入ったのですが、2年目に脱獄。暴走族のツテでニュージーランドに逃げて、それからインドのムンバイのスラムで暮らし始めます。いろいろ事件があって警察に捕まるのですが、インドのマフィアの親分が1万ドルを払ってくれて出獄。スラムで、お金がなくて医者にも行けない人たちのために医者のようなことをして暮らしていくのです。その人は「血と涙と喜びで書いた」と記していますが、私が面白いと思う人生は、そういう人生です。
スラムで暮らしていくには裸の姿でなければ生きていけません。何が信用できて、信用できないか、どこまでが本当で、どこまでがウソか、命懸けで判断して初めて見えてくるものがあると思うのです。
と書かれていたので無性に読みたくなり、少し前に読み終わったところです。
流し読みだったので、今は熟読する為また読み始めています。
これまでインドのことを殆ど知らなかったのですが、この本で少し知ることができ、そんな時に加藤さんのインドでのロケがテレビであるのを知って、インドってどんなだろう?
って興味深く見ることができました。
本の方は血と涙の部分が多かったけど、それだけに喜びが大きくなるのかもしれません。
インドの裏社会のことも書かれていて本当のことなら怖い。
自分は生まれた時から不自由なくきたので、生きている実感みたいのが少ないのかもしれません。
長男も。
幸せって、案外、人や世間の役に立った時に感じるものなのか?
今まで仕事は自分の収入の為にやっていたけど、それではいくら稼いでも幸せは感じにくいのかもしれません。
どうなんでしょう?
・・・ここまで書いて思ったのは、長男の言う「幸せ」というのは、もしかしたら「結婚して家庭を持つ」ことなのかも⁈
そんな気がしてきました。
それなら頑張れ!長男。
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