今の家を建てて22年。
外壁と屋根は塗り替えていません。
ちょっと前までは放置でいいかと思っていたけど、今日、散歩から帰って来る時に遠くからうちの屋根を見て変色が気になりました。
そうしたら、タイミングよく?
その1時間後くらいに外壁工事屋さんが回ってきてインターフォンを鳴らしました。
「屋根の変色がすごいけどちょっと出てきて」と言います。
でも、出たら最後でしょ⁈
「塗り替えした方がいいのはわかってるんです。うちには大学生がいてまだ金銭的に無理なんです」
とインターフォン越しに言ったら、
「そういう家が多くて分割払いを提案しています」
と。
結局、対面せずに断りました。
やるとしても娘が就職してからなので。
すごく悩むのは、2030年代に来るだろうと言われる大地震。
折角メンテナンスしても家が全部壊れてしまいませんか?
ということなのです。
最近、鴨長明の「方丈記」を読んでるんだけど、長明は平安時代から鎌倉時代を生きた人で、大火、台風、福原遷都、飢饉、大地震のことも書かれていて、これを読んじゃうとね・・・
まだ家のローンは残っているし、大事に住み続けたいとは思っているけど、ホント無駄金になってしまうのではないか?と思ってしまうのです。
うちの近くにある実家はうちより数年前に建てた家だけど2回は外壁を塗り替えています。
なのでちょっと当てにしてる。
「ばぁば達が生きている間に大地震は来ないかもしれないけど、万が一来ちゃってどちらかの家が倒れず残ったらお互い助け合おう!」
なんてこの前話したところです。
来るかわからない災害だし、来た時に考えればいいんだけど・・・
長明さんは災難続きで最終的にはミニマリストみたいになっちゃったんですよね。
これ、日本で起きたことだし、私が生まれてからだって各地で色々な災害が起きているのだから、建てちゃったから仕方ないけど「家」のメンテナンスにどこまでお金をかけるべきか悩める日々なのです。
ちなみに夫はメンテナンスする気なしです。
まぁ多分、夫はそんなことより早く退職したいということしか考えられていないのかもしれませんが・・・
追記…
今回、夫は屋根の退色を見てメンテナンスをしたほうが良いと思ったようです。
となると、いつやるか?ですが、娘の就活次第かな。
自宅でオンライン面談になると思うので。
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