2019年4月20日土曜日
高齢の父の車に乗って思ったこと。
春休みに長男が帰省していたとき、就活のための試験会場まで送って欲しいと言われ、道がよくわからないところなのでグーグルマップで調べていたところ、私の父が長男の顔を見に我が家に来ました。
事情を話したら、その辺は以前勤務していたところの近くでわかるから送ってくれるとのことで、私も道を覚えようと思ってついていくことにしました。
父は運転が上手かったのでそのつもりで乗ったのですが・・・
スピードを出す上、車間距離が近く、反応が若い頃と比べ若干遅い。
そのため、信号が赤になりそうなのに加速していて急ブレーキで止まったりで冷や汗かきました。
試験から帰ってきた長男に、
「じいじ(父)の運転怖かったね・・・」
と話したら、
「やばいね」
って。
父は70代後半。
その後、父に、
「もう高齢で反応が若干遅くなっているから、もう少し車間距離開けたほうがいいし、スピードも出しすぎない方がいいよ。」
と言ったら、
「運転には自信がある。あまり車間距離を開けるとそこに入られてしまうから開けすぎないようにしている。」
と言うから困ったものです。
本当はもう運転しないでほしいけど、離れたところに自家菜園の土地を借りていて荷物も多いので車のない生活というのは難しい。
免許を返納するほどでもないけど微妙な老化具合なのです。
でも、きっとこういう人が今たくさんいて危ない。
以前、自転車で走っていたら横道から一時停止を止まらず出てくる車がいてヒヤッとしたのですが、運転していたおじいさんは自転車の私に気づいておらず、すごく危険なことをしたことさえ知らずに行ってしまったのです。
昨日も高齢者の運転で大きな事故があり、何かあってからでは遅い。
ただ、特に運転技術に自信のある人に老化しているという現実を知らせて免許を返納させることは難しいのは事実。
自動車メーカーさんもそういう対策も考えた車の開発をしているかもしれませんが、まだ普及には時間がかかりそう。
運転免許の返納年齢も決めないと、こういう事故は増える一方だろうなぁ・・・
と思った話でした。
そういえば、あの時の就活のその後はどうなったんだろう?
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