先週、前の職場の人たちとランチに行ってきたことはこの記事に書きました。
その職場は食品会社の商品開発部門で、小さい会社だから分業ではなくそれにかかわる業務を一通りする形でした。
今はどうやっているかは知りませんが。
特に新卒で入社したばかりのころはもっとそうで、それが自分にとっては救いだったと言えます。
学生時代の一番苦手な授業が調理実習だったのに短大で栄養士の免許を取ったのは、我が家の進学事情によるものでした。
自宅から通える短大に進学するという条件。
文系が苦手な分、数学や物理で補っていたけど短大で理系と言えば「食物」しかない・・・
調理実習は苦手だけど、苦手強化でちょうどいいか~
と軽い気持ちで進学してしまったのです。
そこへは似たような感じで進学した人が多くて、トップの成績で卒業したKちゃんは栄養士の道に進まず銀行へ就職しました。
自分は本格的な調理を日々する給食関係の栄養士は避け、企業の開発部門に就職したのですが、当時の部長に「料理は得意ですか?」なんて聞かれて困った記憶があります。
幸い本格的な味の追求をする担当にならずに済んで、その他、製造するにあたってのテスト製造や温度の設定のテスト、製造後の賞味期間の設定、表示や実製造の立ち合いなどは得意で、料理が苦手でもなんとか業務ができたのでした。
その職場にいるときに調理師免許も取っておきました。
料理は苦手ではなくなりましたが相変わらず得意ではないし好きでもない。
それなのに、その会社を寿退社した後、栄養士と調理師を活かした仕事を探すようになったのです。
給食調理や料理店での調理、料理メニューを考える会社などに入りましたが、苦手なものは苦手。
嫌いなものは嫌い。
そういう職場では人間関係もうまくいかないものです。
持っている免許に縛られて自分のことを理解できていなかったことに本当に最近気付きました。
おそ~い!
それで、この前のランチで会ったHちゃんですが、結婚で退職後、保育士免許を取って今保育士として働いていると聞いて、「えらいなぁ~」と思った訳です。
「私は食品会社の商品開発より保育士の仕事が向いていると思う」って。
あぁ・・・私はなんて無駄な時間を過ごしてきたのだろうか?
数学や物理の考え方を活かした仕事につけるよう方向変換するべきだった・・・
そして、70代のOさんは料理が超得意なので会社でもずっと重宝がられ、一度定年で辞めたあとに呼び戻され最近まで働いていたらしいのです。
適した道に進めばどんどん道が開けていくという訳です。
そんな色々な後悔があって、子ども達は自分が一番得意な分野を活かしていって欲しいと思っています。
そして、私がどうこう言わなくてもそれぞれが一番得意とする方面へ進めているような気がします。
自分の今やっているパート仕事は得意ではないけど苦手分野でもない。
仕方ないからここで続けていくのが無難なんだろうなぁ~
あ~あ。
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