先日、長男の引越しの手伝いに行ってきた話は、
に書きました。
引越し自体は割とスムーズにいきましたが・・・
新居の最寄りの駅に到着まであと少しという時、長男から「もう少しで着くから待ってて」とLINEがありました。
改札を出ると線路をまたいで出口が2つ。
両方とも車で待つところがあるので目印になる建物を見ておき、着いたところにある建物をLINEしてもらうことにしました。
間もなく居酒屋がある側に着いたと長男からLINE。
車に乗って暫くしたら長男が、
「今度のところ、下の階の生活音が思っていた以上に響く」
と言い出しました。
また⁈
と言うのも、長男は大学時代に3か所住んでいますが、キャンパス移動で大学2年から住んだところで騒音に悩まされていました。
住み始めは問題なく、途中から入居した隣人が騒がしかったようです。
少し我慢しましたが耐え切れず、長男の物件探しが始まりました。
そして、大学4年になり、友達が住むアパートに空きが出たので引越したのです。
今度のところは少し広めの物件。
ファミリー向けの物件だったのかもしれません。
新居に着いて階段を上ると音がするという家の前に子どもの荷物が置いてありました。
そこを通り過ぎ最上階へ着くと長男の向かいのドアの前に雪かき用のスコップが置いてあります。
夏に不似合いな玄関。
スコップを使う頃にここに居るのだろうか?
と、ぼんやり思いながら新居に入りました。
20時前後、テレビを見ていても下の階の生活音が響いてきます。
「確かに響くね」
と言うと、
「今朝も5時前から下の生活音がし始めた」
と言います。
我が家も子どもの学生時代はお弁当作りで5時に起きていたから、下の階の人も普通に生活しているだけ。
建物の構造の問題かな?
それならそれで家賃が安ければ納得いくけど、田舎なのに結構な額なのです。
水回りや壁が綺麗にリフォームされていたから見かけだけいい感じ。
「網戸が破れているね」
と言ったら、
「入居前に直してくださいって言ったけどね」
と長男。
そして、ダイニングの窓は油でベタベタ。
「これでも自分で拭いたんだ。網戸を直していないことは早めに言うよ」
と・・・
引越しの方は1日では片付かなかったので私も新居に泊まることにして、長男の隣の部屋で横になりました。
確かに下の音が響くし、謎の音も聞こえるし、揺れるし、ここで大丈夫だろうか?
そう思い始めたら、疲れているはずなのに目が冴え眠れなくなりました。
そのうち長男の部屋から鼻をかむ音が聞こえてきたので、
「埃が舞って鼻炎かもね?薬持ってる?それとも疲れで風邪を引いちゃったのかな?」
と聞いたら、
「いや、ちょっと涙が出てきただけ」
と。
「少し前にはカンピロバクター食中毒だったし、新居はこんなだし、最近何もかも上手くいかなくて泣けてきた。あっ、仕事だけ上手くいってる」
と言うので、
「そういう時期ってあるよ。仕事だけでも上手くいっていて良かったね」
と暗闇で長男の顔も見ずに話していたけど、なかなか鼻をかみ終わりませんでした。
この物件、騒音と揺れるの以外に一番気になっていたのが、大きな川の近くでハザードマップを見ると赤い印がついていること。
それと雰囲気。
天気が曇りだったせいかもしれないけど重い感じがするのです。
同じ天気でも社宅では感じなかったどんよりとした空気。
ほんの少し眠って早朝の下の階の生活音で目覚めました。
そして、長男が、
「引っ越したい」と言うので、
「引っ越すならまた手伝いに来るよ」
と答えました。
今回、手伝いに行って新居に宿泊もしてきて良かったです。
行ってなかったら、
「慣れるからちょっと我慢したら?」
と言ってしまったかもしれません。
百聞は一見に如かず
詰め込んだ食器などの段ボールの荷ほどきは最小限にし、次の物件探しが始まりました。
さて、どうなることか?
続きは後日ここに記録する予定です。
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