一年のうちで一番忙しくなるGWのパート仕事。
今年は本当に楽でした。
コロナの感染予防のため必要最小限の仕事のみで、それ以外は鍵を閉めておき「時間つぶしに読書などしていてもいいです」と社員さんに言われました。
パート仲間の活発なタイプの人は息が詰まりそうになったらしく、昼休みはウォーキングしてきたらしい。
基本、パート1人で勤務。
社員さんは来ますが「密」を避けるため別室。
読書用に「平家物語」と漫画の「ワンピース」を持参しました。
自宅にある読んでいない本の中で、今読みたい気分の本が何故か「平家物語」。
「ワンピース」は感動するいいお話で、この機会に熟読しようと思っていましたが、50才過ぎたおばさんが漫画を読んでいる姿はイタイと(私は)思うので、一人きりの時読みました。
別室とはいってもどんな本を読んでいるか多分見えるだろうから「平家物語」を読むことになった日もあって、それが結構面白かったので、今後もゆっくり最後まで読もうと思っています。
丁度その日、家に帰って新聞のテレビ欄を見たら、NHKの「100分de名著」というのに「平家物語」があったのですが、気付いたのが放映後でした。
それでネットで再放送しないか探していたらYouTubeにありまして~
一通り見終わった後、その番組でカミュの「ペスト」をやったことを知り、続けて見ました。
「ペスト」はコロナが流行っている今、読みたいと思っていた本で、先日メルカリで探したら高くて、本屋さんへ行くのは面倒だしステイホームしていた方がいいし・・・
ということで諦めていたので、そのYouTubeに出会えて嬉しかったです。
ここでも、解説や伊集院光さんのコメントが分かり易かったです。
伊集院光さんは読解力が高いので、私のようなちょっとできない人にとって有難い存在。
カミュはナチス侵略の比喩として「ペスト」を書いたようですが、こういう話は様々な出来事に当てはまります。
現にコロナが流行っている今の状態によく似ています。
解説によると「ペスト」とは、自分の人生へ疑念を生じさせるもの。
ペスト、戦争、災害など。
そして、ペストと戦う唯一の方法は誠実さだと。
誠実さというのは、自分にできることをやるというモラルを貫き通すことだそうです。
カミュは「ペスト」を書くことがそれだったのだと思います。
私の場合、感染しないように、感染させないように生活していく・・・というだけ。
医療関係者のような凄いことはできませんが、自分なりにコロナが終息できるような行動をしていくしかありません。
上手く説明できないのYouTubeを貼っておきます。
↓
今年のGWは長男と会えなかったのが残念だったなぁ。。。
先日、体調不良だと電話がきて、熱は無いとは言うけど心配でした。
翌日連絡したら「沢山寝たら治った!」と言うから安心したところです。
一人暮らしの新入社員の長男のことはこんな時は特に心配。
医療体制が整うまで感染しないように・・・と長男の住んでいる方の空に向かって祈っているのでした。
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