長男が愛読している漫画の一つがスラムダンク。
最近、長く付き合った彼女と別れたばかりの長男は頻繁に帰省していて、先日、どさっと「スラムダンク」全巻を家に持ってきました。
普段は車に置いているけど気に入った場面を何度も読み返す為らしい。
で、試しに1巻だけ読ませてもらったら噂通り面白い!
それで全巻借り、夜中まで読む日々が続いていました。
そして、遂に一昨日、全部読み終わり長男へLINEで報告。
「おおーどうだった?山王戦?」と聞かれたので感想を返信。
私はミニバスを小学生の時にやっていましたが、この漫画を当時読んでいたら中学でもバスケを続けていたかもしれません。
シュートが入らなかったのは真剣に基礎を練習しなかったからなんだ…
と、今頃わかりました。
小学生には体力作りは程々にして(超ハードだった)もっとテクニックを教えてくれれば楽しく思えたのかも⁈
主人公の桜木花道がずば抜けた身体能力なのがこの漫画の魅力のひとつだけど、初心者がバスケの技術を習得していくところも面白かったです。
そして、スポーツの一番面白いのはやっぱり試合!
山王戦、感動でした。
で、昨日のプレバトの話になりますが、横尾君の俳句が、
夕桜 学ラン捲り 1on1
でした。
ん?
1on1って読んだばかりだよなぁ~と思っていたらフジモンが、
「えっとですねぇ~横尾君。スラムダンク観たでしょ?」
って。
夏井先生も、
「これ読んだ瞬間、中7下5スラムダンクだよね?ってすぐに思いましたね」
って。
なんと、夏井先生もスラムダンクを全巻持っているそうです。
主人公が桜木花道。
季語に夕桜を使ったのはスラムダンクを意識していたからなのか?どうなのか?
昨日の俳句の中で2位でした。
1位は春風亭昇吉さんの俳句。
三月の 空に託せる ものがない
昇吉さんの解説は、
「人生って卒業の連続だと思うんですよね。で、3月の空は水色が落ち着いた色で綺麗なんだけど、高校とか中学の時に未来を託すようなものは掴めないでいたんですよね。だから、進学とか就職するときに夢がかなう確たるものを持っている人ばかりではない。その様子を詠いました。」
と。
そして、夏井先生が、
「卒業=めでたい…ではない。誰もが希望に満ちた卒業を迎えられるわけではない。これは、人生の現実の一つなんですね・・・」
と解説は続いたわけですが、「そうそう。そうなんです。」と思いながら聞いていたのでした。
うちの子ども達も現地点で未来を託すものを探している途中。
まだ掴めていないのです。
娘は大学をもうすぐ卒業しますが就活に失敗していますから。
夢に向かっているけど確たるものはない。
長男も彼女と別れて掴みかけていた未来が消えましたから。
三月の 空に託せる ものがない
タイムリーな俳句2つの話でした。
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