2020年3月17日火曜日

後輩や同級生が国立大学前期合格。進路について思うこと。


このブログによく登場する友人のSさん。

その娘さんが、第一志望の国立大学に合格しました。


ここにも何度か書いていますが、中学時代の定期試験はいつもトップ。

そういう子が集まる進学高校に入っても上位キープ。

トップをとることも何度かあったと聞いています。


それほど優秀なので、誰もがT大かK大を受けると思っていましたが・・・

K大の模試を何度か受けるうちに努力だけでは届かないと感じたそうです。

数学が本当に難しいらしい。

得意な記憶力だけでは解けないって。



国語も得意なので理系でなければK大に受かったかもしれませんが、学びたい分野は理系だから仕方ないと志望校変更。

変更後の国立大学も旧帝大。

ランクは落としたけど油断はできないと話していました。


そして本番、センター試験が9割弱とれた上に(9割いかなかったのは数学が若干、足を引っ張ったらしい)2次試験も普段通りにできたので、合格発表前に合格した前提の話をしていました。

そして合格。

塾や予備校にも行かずにここまでできるのは、生まれ持ったものがあるのかもしれません。

Sさんも旦那さんも高学歴ではありませんが、そういう例はよく見かけます。

ただ、数学分野の天才ではなかったのかも。

地方国立大学理系の長男が「理系で努力で行けるのはSさんの子の合格した大学までかな?!T大K大は違うのでは?」とまわりの友達をみて分析していました。



そうそう、娘の同級生の浪人生の一人がG大に合格しましたが、G大も努力だけではどうかな?という大学。

G大に一浪だけで入れるのは凄いのです。


娘も高校2年まで目指していましたが、趣味と仕事は分けることにし、志望校を変更して今の大学に進学しました。

美術が得意なので、現在それを生かした仕事に就くための教育を受けています。


志望校を変更するきっかけとなった昨年度の美術展。

自信のあった作品が落選して泣いて帰ってきた娘。


今年G大に合格した同級生や後輩も、それらの美術展でぱっとした賞を取っていなかったから、わからないものですね。

先輩の中にはそれらの賞も取りながらG大にも合格している人もいるので何とも言えませんが、評価する人によって違うということはあるのでしょう。



それは就活にも共通すると思うので、これまで勉強ができて高評価だった人が挫折することもあるかもしれません・・・


自分の能力を見せる力と、それを必要としてくれるところを探す力も必要になります。

芸術で食べていくのは難しいかもしれませんが、自由で逞しい友達が多いような気がします。


芸術も時代によって評価が違いますが、人の能力もそうかもしれませんね。

どんな時代になっていくのでしょうか・・・



2 件のコメント:

  1. うちの子も理数苦手なのに旧帝大の理系に進学しました。
    大学は上位で受かったものの(英語で点数稼げましたし)、大学では結構物理関係の単位を落としたりして苦労しました。院試も合格したものの、大学で所属した研究室には入れず(外部から受験した学生が入って押し出された)、別の研究室でやる気をなくしました。卒業はなんとかできたものの、卒業研究の成績は下から2つ目だったようです。
    理系で理数苦手で合格しても、高校ではなんとかなっても大学では大変でした。

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    1. そうだったんですね。
      大学で学ぶ理数は難しいと長男も話していました。もしかしたら旧帝大ではもっと難しいのでは?
      友人の子も数学が苦手と言っていますが、普通の人から見たらすごくできているのです。
      出来すぎる人の悩みでもありますね。

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