2024年10月22日火曜日

お金について田内学さんの話や本で考えが少し変わる。

 少し前に「お金のためだけにパート仕事をしている」とここに書いた後、羽鳥さんのモーニングショーに出ていた田内学さんの話を聞いて、お金って何だろう?と改めて考えることになりました。


老後のために2千万貯めておいた方が良いと言うけど、今の我が家は住宅ローンが残っていてマイナス状態。

これから、やりがいのないパート仕事を続け貯めてもそんなに絶対に貯まらない。

こんなんで老後大丈夫なんだろうか?

なんて今まで考えていましたが・・・


田内さんの話を聞いていたら(パート仕事の話は別にして)お金の話として興味深く、もう少し田内さんの考えを知りたいと思い、田内さんのno+eを読んでみました。


その一部分を自分の覚書としてコピペ(背景色が水色のところ)します。

お金が問題を解決するのではない。その裏には、お金を受け取って解決する人が存在する。

農業をする人、料理をする人、繊維工場で働く人、服をデザインする人、わかりやすい教材を作る人、教え方を研究する人たちが存在する。
だから、空腹は満たされるし、好きな服も着られるし、子どもにいい教育を与えられる。いろんな問題が解決できるのだ。
お金ではなく働く人々が社会を支えているという当たり前の話なのだ。
ところが、現在の僕たちは、お金を支払えば問題が解決すると考える。お金自体に万能の力があるかのように感じている。これは、個人だけの話ではない。国レベルでも同じだ。

・・・

人は一人で生きていけないから、助け合って生きている。
家族や仲間は自分を助けてくれる大切な存在。
お金というのは“仲間ではない人に助けてもらえる”チケット。
仲間を増やすためのツールに過ぎないわけだから、お金より仲間の方が大事なのは言うまでもないこと。


と。


それで、この方の本を読んでみたいと思い、久しぶりに本屋さんへ行って買ってきました。

「君のお金は誰のため」

という本。


この本を読むまでは、少子化になることについてそれほど大きな問題だとは思っていませんでした。


子育てしにくい日本なんだから、そうなるのは仕方ない。

子ども達にも昔の自分の親みたいに「結婚しなさい」と言うつもりは一切ない・・・


ですが、少子高齢化社会は思っていた以上に大きな問題のように思えてきたのです。


お金というのは労働の対価を払うもの。

それを忘れていました。


働いてくれる人がいなかったらお金に価値はありません。

無人島でお金が使えないのと一緒なのです。


既に始まっている少子高齢化社会。

老後にいくらお金を貯めてあっても、働く人が少なかったら不便な生活になるでしょう。


女性が主にやっている子育てや家事に賃金が発生しないせいか労働としてカウントされていませんが、正直言って子育て&家事は心身ともに重労働だと私は思っています。

特にワンオペの場合。


何と言っても、子どもが夜泣きした時は寝られない。

眠くてもです。

それが毎日、何カ月も続くのです。

そんな人が外でもっと働けるとは思えません。

でも、共働きしないと子育てするためのお金が足りない時代みたいですね。


今後の労働力確保のために、少子化対策を早めにする必要があります。

あとは、AIや機械やロボットなども上手く利用して、少子化対策が上手くいかなくても豊かな生活が維持できるようにしたい。


何でもお金で解決できると思ってきたけど違いました。


で、これから老人になる自分はどうやって社会の役に立てるようにするのか?

それを考えなければなりません。

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