50代後半になって、ようやく心の棘が抜けてきたような気がします。
棘の原因の多くは、自分が子育てすることによって炙り出されました。
原因がわかるまでは棘が刺さり続け少々苦しみましたが、結局、その原因の殆どが自分だったと気付いたのです。
そして、最近、冷静に過去を振り返っているところです。
わかったのは、子育てをするまでは両親が全て正しいと思って真似してきたこと。
それが、色々上手くいかなかった原因だということです。
だから、子育ての途中からは親の育て方の悪かった部分を反面教師とし、部活選びや進路について親の考えを押し付けることはしないよう気をつけました。
もちろん、親の考えや経済的な事情は話しています。
ただ、決めるのは子ども本人。
それを親としてできるだけフォローしていく。
上手くいかなかったら、その都度対応していけばいいという方針。
母は多分、転んだ後のフォローが大変だから、転ばないように口を出していたと思われます。
口を出す人は自分基準だから、例えば自分が信用できない人は指示が多い気がします。
職場でもそうでした。
できない上司ほど口出しが多い。
そして、ここによく登場するSさんは、私の両親の嫌な部分と似ている部分が多いのでイラっとするのかもしれません。
そして、それと同時に、そういうところがあった過去の自分も反省しているところです。
特に両親の嫌な部分が似始めた20代の自分は、華やかでもあったけど影の部分も多く、あの頃の人間関係のトラブルは、その時の上司も悪かったけど自分も悪かった・・・
と、今になってはっきりわかり、その時の棘はすっきり抜けました。
人間関係は自分のしたことが自分に返ってくる…
という意味が、ようやくわかってきた・・・
という話でした。(-_-;)遅っ!
0 件のコメント:
コメントを投稿