娘の就活が終わりました。
昨日の内定式や内定率が90%以上というニュースを見ると胸がチクンとするのは「無い内定」だから。
次の引越先へ引っ越すまで頻繁に帰省している長男がそんな妹を見て、
「○○(娘)を見ていると気が楽になるよ~。内定が無いのにあんなに余裕でいる人っているんだね(笑)」
と。
就活はしていたんです。
絶対受からない記念受験みたいな企業と本命企業とその子会社の3社。
ダメ元の企業はエントリーシートで落ちています。
そこはインターンシップには選ばれていたのでほんの少し期待しましたが、やっぱりお祈りされました。
本命企業の方はインターンシップに参加して気に入った企業。
最終で落ちました。
その為、本命の子会社に再チャレンジし、先日までインターンシップに約1ヵ月参加してきたのですが、最終面談の日程調整のメールに書かれていたのは、正社員採用ではなく希望する職務でもない…ということでした。
そうなると給料もぐっと下がります。
その給料で都会でやっていけるのか?
女子だから安全なところに住むとなると結構かかることは調査済み。
「経験を積むために行ってみようかな」
と言うので、
「それなら協力するよ」
とは言ったけど…
夕方、一緒にウォーキングしながら、
「要するにその企業では歓迎されない人材だったんじゃない?可もなく不可もなしな感じ。」
と言ったら、
「実は私もそう思ったんだよね。」
と娘。
ウォーキングから帰って間もなく面談辞退の連絡をしていました。
娘は絵を描くので自分が望む絵を描けそうな企業を探していました。
受けた3社は娘の条件に合っていたのです。
そして本命の子会社は偶然にも別のルートから娘に声をかけてきていました。
「絵では3社とも一応通ったのだから自信を失うことはないよ。合わなかっただけだから。」
と励ましたら、
「3社とも、もっと高いレベルを求めていたと思う」
と娘。
それと「何故その企業でなければならないのか?」という志望理由が弱いところもあったと思います。
「フリーランスでも良いのではないですか?」というようなことを面談中に聞かれ上手く答えたつもりだったけど、その企業の為と言うより自分が描きたい絵…というのを見抜かれていたかもしれない。
ここまできて本当に自分が描きたい絵は何なのか?
を、じっくり考えたようです。
それで新卒カードは捨てて本当の夢に向かうことに・・・
「オレはやりたいことなんてないなぁ~」
と長男。
理系が得意(我が家比)だからそれを活かせるところに就職し安定した生活をし始めている長男と、道なき道を歩み始めることにした娘。
若いうちに色々チャレンジしてみればいいと思います。
就活から解き放たれた娘の顔は明るい。
それが救いです。
はじめまして。
返信削除我が家のふたりの子どもたちも、就活がうまくいかず、上の子は就活浪人の末、公務員に。
下の子は、今年卒業しましたが、内定を蹴って、今はなんちゃって就活のような感じです。
夕方、一緒にウォーキングをしているのですね。
我が家と同じなので、思わずコメントをしました。
長い人生、きっといろいろありますから、数年のつまずきなんて、なんてことはないと思っています。
夢があるとのことなので、それがあるだけでも素晴らしいことです。
お互い、一緒に居てくれる可愛い娘を、優しく見守りたいですね・・
はじめまして。
削除以前からフレンチクォーターさんのブログを読ませていただいています。色々ありながらも前向きなところが魅力的で、今回我が家の娘が就活が上手くいかなかったときには違う方向へ行けばいい、ということを教えていただけたと思っています。
数年のつまずきなんてなんてことないですよね!
コメントを頂けて嬉しかったです。
ありがとうございました。
ウォーキングにいい季節になってきましたね(^^♪