先日の新聞に書いてあったけど・・・
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厚生労働省は8日、サラリーマンに扶養されるパートら短時間労働者が加入する厚生年金の要件を「労働時間週20時間以上」に一本化する方向で調整に入った。
厚生年金の加入で老後の年金額を手厚くする狙いだが、106万円の壁解消に伴い、年収を問わず保険料負担が生じる。全体で200万人が新たに加入する見込み。
この対象となるのは子育て中や子育てがようやく終わった女性(お母さん)が多いと思うけど、手取りが減る以上に老後の年金額って本当に増えるのかな?
少子化が進んでいるのに?
今の年金制度のままでこんなことを言われても信じられません。
若い人たち(特に女性)が今、結婚や出産を望まなくなっているのはなぜかを、真剣に考えて欲しい。
それから、今回対象になるパート・アルバイトの仕事って誰でもできる内容が多いけど、縁の下の力持ち的なものが多く人数が必要。
ここにも頻繁に愚痴っているけど、土日祝日や大型連休、年末年始も仕事があって、ホント辞めたい。
パートやアルバイトが大勢辞めたら、これまで当たり前に受けていたサービスはなくなります。
実際、飲食店など労働不足で閉店しているところもあるし。
医療や介護もこのまま労働力が減ったら困ります。
私のような50代後半の人だと今更厚生年金加入しても額は大して増えないし、子育ても終わったから週20時間未満で働くか辞めるか…です。
若い女性はどうでしょう?
夫に扶養されるという利点もなくなったら結婚や出産を控える人も増えるのではないでしょうか?
子どもや夫の世話をしなくてよければ余裕でフルタイムで働けますから。
家事育児って思っている以上に重労働です。
子どもが小さい頃は夜泣きはするし、中学高校時代は部活の朝練がある上に毎日お弁当を持って行くから早朝5時起きで慢性の睡眠不足。
それプラス家事、夫の世話、PTA、子どもの学校や部活(スポーツクラブ)の保護者の会合や当番や役員、自治会の会合や役員、親の介護がある人もいるし、子どもの病気対応など・・・
とてもワンオペで家事育児しながらフルタイムでは働けなかったです。
こんなこと言っても経験したことがある人にしかわからないだろうし、夫に言っても本当の意味で今まで大変だったことをわかってもらえていないので仕方ないんですが、言うだけは言います。
少子化加速は社会の問題の結果。
折角玉木さんが103万の壁を引き上げる案を出してくれたのに、週20時間の壁ですか…
玉木さんの不倫問題は家庭で解決してもらって、もちろん今後気をつけていただき、働き控えを無くし「手取りを増やす」という国民のための政策は進めていって欲しいと思います。