無駄に見えることが無駄でないかもしれない。
若い頃、仕事は効率よく働くべきだと思っていました。
今でもその考えはあまり変わっていませんが、人の指示を断ってまでも効率化を目指すのはやめるようになりました。
指示通りやってみることにしたのです。
前記事にちょこっと書いた相性の悪い上司は、私から見ると無駄だらけ。
「それって、無駄じゃないですか?」
なんて言ってしまう部下は可愛くなかったのかもしれません。
でも、実際、ほとんどが無意味な仕事で、時間をかけている割に成果が出ていませんでした。
ただ、そんな無駄の中に時々すごい発見があったのです。
それは、この上司の時だけでなく、ほかの効率の悪い人との仕事の時も同じような経験がありました。
無駄に見えるけど無駄ではないことがある!
それが、独身時代に働いたところで得たもののひとつです。
人もそう。
自分にとって煙たい人。
そういう人が異動したり退職するとその職場はすごく良くなるのでは?
と思うのですが、意外とそうでもなくて、かえって悪くなってしまうことがありました。
煙たいし嫌な人だけど、いなくなるとその人の大切さがわかる。
わかっても「嫌い」なことは変わりませんが。笑
そういう経験をしてから、自分から無理やり人を動かすのはしないことにしよう・・・
そう思うようになったのです。
自然な流れに任せる。
その流れに乗ったり外れたりするけど、流れは変えない。
文句や愚痴をあっちこっちに言いながら、流れに身を任せているのです。
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